Voice of the heart

綴ってます

月と木星


夕べの月は泣いていた



未熟なままで泣いていた



近くに見えた星さえも



近付くことが出来なくて




零れ落ちた雫は
また新しい星になる


だけど風に飛ばされ
遠く遠く消えていく




夕べの月は泣いていた



独りぼっちで泣いていた



私も独りぼっちで見ていた



近付くことが出来ないままで

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