流れる水の美しさに 思わず手で掬おうとして その冷たさに痛さを知る 触れたのは藻屑 例えるならそういうこと 濡れたままの手では 繋いでくれる者さえ守れない だから独り 戻るに戻れないのは 時間も 人も同じこと 藻屑は藻屑のまま ただ漂う
2018年10月のブログ記事
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泣いたっていいだろう 昨日までの哀しみを流すため 明日を強く生きるため 今、思いっきり泣いたっていいだろう
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認めたくなかったけど もう 分かった あなたが大事なのは 私じゃないってこと あなたと私の間で きっと最初からあったもの ちっちゃな事かもしれないけれど やっぱり譲れない 修正不可能なズレ もう 分かった
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人は孤独では死なない 生まれながらに皆孤独だから だから求めて生きるんだろ 愛とか夢とか語り合って 構われ過ぎると独りになりたがり ほっとかれると喚きたくなる 身勝手で傲慢で だけど可愛い生き物なんだ 今夜の孤独を埋めたくて 死にそうな瞳を演じてみる 誰かの孤独と共鳴しながら
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少し疲れたの 少し休ませて 大丈夫よ ちゃんと戻って来るから ちゃんとあなたの元へ 少しだけ泣かせて 少しだけ泣いたら いつもの私に戻るから 大丈夫よ 愛してる
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一緒に食べたラーメン あの味以上の美味しいラーメンに いまだに出会えない もう一度だけ 食べたいな もう一度あなたと
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絶望を知った者だけが 希望を見ることが出来る そういうことなら まだ私にも希望が見れるかな
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あなたのために費やした時間は 他人にどう笑われても 私には宝物だった バカだなって笑われても 私にはあなたがすべてだった なんにもなくなって 寒さがしみる あなたにとって 私は何だったんだろう 思い出よりも今 それが気になる
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愛しても 愛しても 愛されない哀しみ 滑稽で いじらしくて カボチャも嗤う 月が歪んだまま沈む頃 扉が開く 泣き腫らした目で始まるパーティ 夜明け前のパンプキンパーティ
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空は いつもここにあるのに 変わらずあるのに 季節が変わるたびに 想いを変える 半透明な青色は 郷愁を誘う 戻りたいと思わないのに 思い出すのは何故なんだろう いつも独りぼっちだった 今も独りぼっちだ 戻りたいとは思えないのに 空に 誘われる
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指先が苛立ちを隠さない 仏頂面で足を組む ぶん投げたくなるリモコン 日曜日なんて大嫌い 月曜日はもっと嫌い
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灯りを点けるには まだ早くて 本を読むには 少し暗い だから 君を想う
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夕暮れ間近の風の冷たさに あなたの街を思い出す 二人で歩いた街は どんな風に変わりましたか 工事中だったビル 賑やかな地下街 川沿いの道 赤い暖簾の店 泣きたいほど恋しくて 今すぐ飛んで行きたくなる 何一つ変わらないのは 私の恋心 あなたは今 誰を想っていますか
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今日の空に溜息は似合わない 深く深呼吸 「生きてる」を実感 夕べの涙は風に流して 明日の憂いは明日考えよう
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「さみしい」って言葉 なんで涙が出るんだろう だから言わないんだ 言っても言わなくても 「さみしい」に変わりはないんだけど
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私の悲しみに気がつかないで あなたは今夜も笑っている 楽しいひとときなのでしょう 素敵な人と一緒なのでしょう 私の涙に気がつかないで いつものように戻ってくるのでしょう そして私は また悲しみの涙隠して 薄ら笑いであなたを迎えるのでしょう うんざりうんざりって思いながら・・・
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傷は癒えない でも泣かない いくら後悔しても 何もなかった時には戻れない
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後付けでも こじつけでも 構わない あなたが決めて 私にも分からない 私が決めたことなのに このサヨナラの意味
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雨に起こされた今日は 機嫌が悪い 誰にも会いたくない なのに人恋しい 手に負えない自分 面倒臭い自分 だからそうよ あの人も逃げていく 鳴らない電話 苛々する 曇り空 哭けばいいのに
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そんなこと言わなくていいのに わざわざ言うのは何故なの 言ったあなたはスッキリするのだろうけど 言われた私は心が病む なんでもかんでも受け流せるほど 私平気じゃないわ 私平気じゃないのよ 優しくしてとは言わないから せめてもう少し配慮して
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いつか来る別れの時が ほんのちょっと早くなっただけ だから哀しくないわ だけど ほんのちょっと淋しいわ これからの独りの夜が 途方もなく長く感じるから
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くるくると踊るように 舞い落ちた葉は 地面に着地しても まだ枯葉じゃない 風が吹けば また舞い上がり また踊り また夢をみる 葉脈に刻まれたのは 恋しさの冬 ときめきの春 切なさの夏 くるくると踊りながら 別れの秋を知り それでもまだ夢をみる それは来世の
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私が泣いていても きっとあなたは何とも思わないだろうから 私が寂しく震えていても きっとあなたは何とも思わないだろうから 例えば 天変地異があっても きっとあなたは 私を心配することはないだろうから 私の存在を 私は大切に思えなくなる 泣く理由も 震える理由も 結局すべてはそこにある
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必死に伸ばした手を 振りほどかれ 持っていき場をなくした 私の勇気も 愛も 無駄に終わった あとは、 何をしたらいいのか分からない この夜をどう過ごそう ただそれだけを ぼんやり考えている 思い出なんて意味がない あとは、 明日からどう生きよう 雨垂れの音がして やっと頬の涙に気が付く
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その態度が理解できない 私が何をしたって言うの この仕打ちは何なの あの言葉は何だったの あなたの態度が理解できない
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幸せは あっという間に逃げていく するりと すり抜けていく でも、もう泣かない あたし 少し 強くなった あの人が私に残してくれたもの ありがとう あたし 少し 強くなれた
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あなたのグラスに注がれた 琥珀色の中に私も入れて そして一気に飲み干して その後で忘れていい 何もかも忘れていいから 私にだけあなたの思い出をください 夜が明けて眠りにつく前に 私は幸せの記憶を辿るから その後で忘れていい
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繋ぎたいのは手だけじゃなく 君の心ごと ギュッと 離れないように ギュッと 指を絡めて ギュッと 優しく でもほどけないように 愛しさを伝えるよ
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麻痺している五感で 探る それでも すぐ 判る あなたが どこに いても 何を 思って いても
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甘くて大きなたまごやきが 大好きだった おんなじように作るのに あなたの味にはならないの あなたの作ったたまごやき 食べたらいつでも笑顔になれた 今こそ食べたいのに・・・
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ヒンヤリとした硬い感触 もう何も無いのに 不思議ね 「ピアス」という言葉だけで あなたを思い出す 不思議ね 同時に 「愛」って言葉も思い出す 不思議ね
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想いを伝えたその後から すぐに また言えないことが増えていく いつまでも きっと 何度でも 言えないことを抱えたまま それでも好きな気持ちも増えていく