さよならを拒むように降る雨 何年生きていても慣れないね 昨日までの日常が 今日で終わるなんて悲しいね 明日からの日々にも きっと希望はあって うん そうよ 大丈夫 何度も心に言い聞かせてる けれど さよならを拒むように降る雨に 泣かされちゃっている 今夜は
2025年3月のブログ記事
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好きだと思ったことはない それを悪いとも思ってない 君が誰を好きになっても 僕を嫌いになっても 心は微塵も動じない それ以上にはなれないし それ以下にもならない 一切何も変わらない 最初から 君を好きだと思ったことはない
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なんでもなかった夜が 特別な夜だった 隠しきれなかった恋心は ちゃんと言葉にすればよかった 当たり前の毎日のまま 永遠でいたかった やっぱり私 あなたを愛していた
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何気なく吐き出した呟き 思いがけず共感されて 案外嬉しいものだと知る と同時に 激しく非難されて こんなにも悲しいものだと知る 同じ言葉でも 受け取る人が違えば 共感も非難もされる 意見の相違はあって当たり前 だけど 非難攻撃があっていいわけじゃない 言葉の向こうに心があることを 忘れてはいけない
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心弾む日のような 待ち焦がれていた色彩 その名はミモザ 眩しいほどの雨が降る
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彼女の街の桜が咲いて あなたの街には雪が残る 彼の隣であの娘が笑って 私は今日も空を見上げる いつも一緒だったね でも、 きっと夢なんだろうな もう逢うことはないんだね あの場所には還れない
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懐かしい匂いがして 思わず振り返った そこに貴方はいない わかってる わかっているのに 反射的に探してしまう 貴方を探してしまう ほのかに だけど強烈に 懐かしい匂いがして 思わず泣いた そこにはいない貴方を想って
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会話と会話の間 そこのみに存在する真実 どうしても埋められない空白 そこに誰がいるの あなたの記憶の片隅 きっとかつて愛した人 会話が途切れた時の 残酷なほど浮き上がる真実 私には埋められない空白
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何の予定もあるわけないのに 予定外だなんて あなたがカッコつけて言うから 思わず笑ったの 久しぶりに笑ったの それだけなんだけど あぁ幸せだななんて 思ってしまったから まだそばにいるね もう少しいさせてね それもこれも予定外
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どこの誰かもわからない人の 何気なく放った言葉が どういうわけか棘になる その棘が案外抜けなくて 無駄に傷つく しくしくと痛む どこの誰かもわからないから 文句の言いようもないけれど どこの誰かもわからない同士で 止まない小競り合いが 無駄に続く 傍観しているつもりなのに どういうわけか巻き込まれ... 続きをみる
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春を唇に乗せて あなたに会いに行くから 私を見つけたら 迷わず抱きしめて その瞬間に 離れていた時間の寂しさが 一気に解けてく さらさらと流れてく 本当の春が唇にやってくる
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この世のどこにも 不動なんてものはなくて 不純ばかりで 不満ばかり そんなこの世で見つけた 君はたったひとつの純真 奇跡みたいな存在 僕の純情はすべて君に寄せる
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覚悟したさよならが ほんのちょっと 先延ばしになっただけ それならば有り難く この時を楽しもう この瞬間も明日にはもう 思い出という名になるから その時が来たら 涙じゃなく笑顔でいたいから 沢山の優しさを刻もう 微塵も後悔ないように 愛を出し惜しみせず 全部あなたにあげたい
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ゆうべはごめんね 泣きすぎてしまったね ゆうべはごめんね あなたの優しさに甘えすぎた ゆうべはごめんね だけどやっぱりまだ泣ける ゆうべはごめんね なんとか今日を過ごしたけれど ゆうべはごめんね 私の朝はまだ来ない
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春の陽に飛び立ったあの蝶は この寒風の中で何思う 雨粒は羽に重かろう 夜闇は不安で怖かろう 花も固く閉じてしまった 春の陽に飛び立ったあの蝶を 私は憂い案じている
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憧れは妬みになり いつしか憎しみになり やがて否定になり 行き着く果ては殺意に変わる 愛あればこその感情変化 最初から愛がなかったら 無関心でいられたものを
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誰に褒められなくても 誰に見向きもされなくても 時季が来れば美しく咲く 花の頃は短くても 人の心を掴むには十分 私も 心掴まれたその一人 この時季を待ちわびていた
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おそろいのマグカップ ふたりで選んだマグカップ ふたつ並ぶから意味があった ひとつになったマグカップ ふたりで選んだマグカップ ひとつになったら意味がない 見るたび哀しいマグカップ
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花が咲いたね 雨が降るね 昨日よりも寒くて 昨日よりも春だよ 次の晴れ間には 会いに行くよ その時には おしゃれして待ってて
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孤独が人を狂わせるなら その孤独を手玉に取ればいい 淋しいと思うなかれ それは自由そのものだ 哀れだと思うなかれ それは思慮深さを学ぶ機会だ なにも恐れるな 愛さえもそこにはある
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同じ夢を何度も見てる 目覚めた時の悲しさ 同時に懐かしさもある 同じ夢を何度も見てる 眠る時の覚悟 未だに必要だと気付く 未練とか後悔とか そんなのとっくに超えてきたはずなのに
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本当なんて分からない 誰も見たことがない 誰も触れたことがない あるのかどうかも分からないものに 誰がどうやって名前をつけたの だけど痛むの 確実に痛いの 私自身のことなのに どうしたらいいかさえ分からない この感情の正しい名前を この痛みの対処法を 私は知らない
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何度も諦めかけて 何度も止めかけて それでも続けてきた だから 結果がどうであれ もう十分なんじゃないかと 心のどこかで諦めている いつ止めてもいいと思っている それでも きっと まだ 続けていく それしかできない自分がいる
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もう少し眠っていたいの 昨日の別れ まだ夢のようで 現実はいつもシビア ありえないことの連続 避けることなんて不可能で せめて今だけでも 夢を夢にしたいから もう少し眠っていたいの
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ふれて とけて ないた ゆきの しろが せつな ねがう ぼくの ゆめは いつも きみの となり はるは はるか とおく そして ふれて ないて
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風も空も少し柔らかくて そこに映るのは 間違いなく春色 なんとなくほっとして なんとなく悲しくもある 優しい思い出と 切ない思い出と どちらも胸の奥に きちんと畳んで 新しい靴をいつ履こうか 雨は嫌いなのに 新しい傘が待ち遠しい あなたにはもう会えない それだけはきっと 永遠の心残り