Voice of the heart

綴ってます

ゾンビ


起きる気なんてなかったわ


することないし


だけど寝続けるのも意外と疲れる


やっと這い出した


あたしはゾンビ


鏡見るのも怖いから


窓の外だけチラッと見たわ


荒れ狂った世界が見えた


なんとなく安心した


あたしはゾンビ


だれもかれも逃げ出すだろう


あたしを見たら逃げ出すだろう


誰も


彼も


触れてはくれない


触れちゃいけない


だってあたしはゾンビ


死ぬことも出来なくて


生きてるとも言えなくて


ぐだぐだと自分を呪う


そうだよ


あたしは


ゾンビなのさ

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