Voice of the heart

綴ってます

負け試合


数える程のキスを
無意識に数えている
その数は
決して増えることは
この先もないけれど




愛しいあなたは
いつしか
大嫌いなあなたになって
それでも
忘れることのできない人




所詮
大嫌いと言ってみても
無意識に愛し合っていた日々を
指折り数えている
私の負け




認めたくなくても
惚れた時から
負けていた

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