Voice of the heart

綴ってます

幼恋


味わう暇もなく呑み込んだ


それでも憶えている


忘れてはいない


あの夜の灯り


雨の匂い


秋が来る前に終わった


移り変わったのは季節ではなく


互いの心


君のせいでも


私のせいでもなく


互いに幼かった


懐かしさもないくらい




それでも


間違いなく恋だった

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