三日月と芋虫と無二の私
自分の美しさを熟知している三日月は
いつだって上を向いている
そして見下している
自分の醜さを熟知している芋虫は
いつだって前を向いている
そして周りは見ない
私は三日月であって
芋虫でもあるから
時々上を向いて
時々周りは見ないで
そんな風でいい
それでも無二の私だから
時々は下を向いて
立ち止まったりして
そんな風でいい
他の誰でもない
無二の私だから
自分の美しさを熟知している三日月は
いつだって上を向いている
そして見下している
自分の醜さを熟知している芋虫は
いつだって前を向いている
そして周りは見ない
私は三日月であって
芋虫でもあるから
時々上を向いて
時々周りは見ないで
そんな風でいい
それでも無二の私だから
時々は下を向いて
立ち止まったりして
そんな風でいい
他の誰でもない
無二の私だから