Voice of the heart

綴ってます

一目惚れ


両腕に余る花束を抱えているのに
道端に咲く雑草に埋もれた花に
心奪われてしまったみたいな
そんな一目惚れ



通り過ぎたら終わる
それでも恋だろうか



いつまでも忘れられない
寧ろ思い出してばかり



やっぱり恋焦がれるから
これは立派な恋なんだろうな



でも、


この恋は墓場まで持っていく


誰にも言わず




両腕に余る花束が大事



それでも


心は、


あの日の一目惚れの花に


奪われたまま

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