Voice of the heart

綴ってます

今際


終わりから始まっていた



私を誘う唇が好きだった
時々憂う長い睫毛が好きだった
平気で嘘つく貴方が好きだった



本気で淋しがる二人だった



愛なんて無い



在るのは二つの孤独



今更終わりだと嘆かないで

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