Voice of the heart

綴ってます

平気で嘘


痺れるような余韻は
本当に頭の片隅が痺れている


気怠い朝を引きずって
今日は何処へ行こう
誰を探そう



外は今
秋らしい


そういうことも知らなくなった



転がっている空のペットボトル
拾うこともなく蹴飛ばした


中身がないから痛くもない
私のようだねと思ったら
急に秋が私を抱く



夕暮れ前に
誰かを探そう
平気で嘘をつける内に

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