Voice of the heart

綴ってます

夜の入口


いつもやさしい顔をして
迎え入れてくれる夜の入口


滑り込んだ途端に
呆気なく鮮やかに裏切る


何度も繰り返すうちに
分かってきたいつもの手口



それでも


いいのよ


それで


いいの



やさしいから好きよ
裏切りだろうと何だろうと


迎え入れてくれるだけで
私の居場所になるのだから

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