Voice of the heart

綴ってます

逍遥


不安で不穏な心を抱えて
風と光の隙間を彷徨う


いつまで経っても冷え切ったままの


この心にも確かに愛は有るのに
足りないものばかりで


独り歩くことに慣れすぎて
求める誰かには高望みばかり


幻滅する前の幻滅は
全部確実に自分に返ってくる


何度目の失敗を重ねても
また何度目かの失敗が待っているだけ


それでも


不安で不穏な心を抱えて
風と光の隙間を彷徨うのは


いつまで経っても冷え切ったままの


この心に灯るものが温かいもので
永遠に続きますようにと


切実に願うから

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