Voice of the heart

綴ってます

唇の温度


あなたはいつも冷たかったけれど


あなたの唇はほんのちょっぴりだけ


柔らかくて温かいと感じたあの夜



とても寒くて


とても静かで


とても優しくて


とても愛おしかったあの夜



最初で最後のあの夜が


日に日に遠ざかり


ぼんやりとしてくるけれど


この先もきっと忘れることはないでしょう



忘れることはないでしょう

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