うやむや
一生懸命誤魔化していたのは
誰に対してでもなく自分自身へ
はっきりと解っているけど
有耶無耶に押し込んだ
けど
そんなの無理に決まっている
時が経てば収まるなんて
浅はかに思っていたけど
時が経つほど明確になり
余計苦しくなってきた
今ならまだ引き返せるのかな
笑い転げていたあの頃に
戻れるのかな
ううん
違う
こんなに広がった傷口は
跡形もなく消えることはない
それは消えぬ懺悔と共に
きっと互いを苦しめる
愛で埋めることも
消すことも出来ないのは
どうしようもない事実で
それを知ってて向き合う勇気もないまま
ただ恋しさで苦しいだけだということも
理解しているのに
何故
何もかも有耶無耶になってしまうのか
笑い転げていたあの頃に
ただただ戻りたくて