Voice of the heart

綴ってます

空に堕ちる


空にぽっかり空いた巨大な穴に
堕ちていく感覚



不思議な感覚



上るんじゃなくて
浮かぶんでもなくて



空に堕ちていく感覚



誰にも分かってもらえない
だから誰にも話さない
なのに
君は
言ったんだ



ねぇ
あの空
穴が空いてるね
見てたら
堕ちてくみたいだね



僕は嬉しくて
不覚にも
泣きそうになる



変かな
変だよねって
笑う君



変じゃない
僕もそう思ってたよ



涙目で見つめたら
君の笑顔に涙が浮かんだ



だから強くなりたいんだ
僕の尊厳
君の純粋
守るために



僕らはふたり
手を繋いで
離れない
離さない



たとえ空に堕ちても

恋が終わった日の話


あなたを
もっと知りたいと思った時から
私の
恋が始まったのだとしたら


確実に憶えている


あの晴れた日のこと


あなたも
私も
無意識に
互いを大切だと思った日々は
ただ楽しくて


私が夢中になるに従って
あなたの背中が遠くなり
それが悲しみの涙になったことも


確実に憶えている


あの雨の日のこと


懐かしいよりも
やっぱり悲しい


私の恋


静かに終わった日の話