Voice of the heart

綴ってます

数字


納得いかないな


いくら見ても


だけどその数字が全ての結果で


どんなに納得できなくても


反論は出来ない


世の中質じゃない


人は皆質の高さを求めるけど


数字はそれを証明しない


悔しかったら数字を出せ

柵 -しがらみ-


好きなのに
なんで
会えないんだろう


愛は自由じゃない


永遠なんてない


いつか必ず終わる


頭で分かっていても
抵抗したい自分がいる


邪魔するのは距離だけじゃない


時間だけじゃない


色々な柵


生きるってそういう事


好きだけで生きていけない


分かってる


分かってるけど


好きなのに
会えないなんて

刹那の夏


静かに夏が過ぎていく


太陽はくっきりと腕に足跡残すけど



静かに夏が過ぎていく


思い出なんて言えないくらい


なんにもないけど




打ちあがった花火は


その名の通り夜空に咲く火の花で


泣きたいくらい美しく


刹那の夏の象徴だった




だから人は優しくなれるし


だから人は残酷にもなる




あなたが今どこで何をしていても


もう私には関係ない




風が通り抜けるように




静かに夏が過ぎていく


そして


あなたと私の距離が広がっていく

こんな僕でも


なんだったかな


たしか、君から言ったんだっけ


それとも僕からだったかな


それすら曖昧



なんだったかな


別に今となってはどうだっていいんだけど


思い出したいんだ


素敵なことだったはずなんだ



怠惰に生きてる僕が


あの時はキラキラした気がする


笑うなよ


君がいつも言うからさ


もう少しちゃんとしてって



ちゃんとしてるつもりなんだけどさ


君から見たらダメなんだろな



だけどこれだけは言っとく



君以外どうだっていい


わかるだろ?



こんな僕でもそれくらい言えるさ


君がいたらあとのことはどうだっていいんだ



こんなこと言える僕


かっこいいだろ?



笑うなよ


君だって僕に惚れてるくせに

それでいいよ


それでいいよ


君が決めたんだから



僕の気持ちは嫌だよ


嫌だけど


僕に決定権はないよ



君を傷つけたのは事実


約束を破ったのも事実



それでも君を愛してた



いや、違う



過去形じゃなく


愛してるんだ



でもいいよ



君が決めたこと


それでいいよ


いいんだよ