Voice of the heart

綴ってます

華も泣く


泣いているように見えた


こんなに美しいのに


喜びではなく


悲しみに見えた




煌めきの華が
空を色付けても
その向こうの真っ暗闇が
とても不安で
湿った夜には
切なさを増しただけになった




目に前に鮮やかに拡がり


一瞬で消えるけど


時間をかけてゆっくりと


落ちてゆくのは


まるで涙みたい


それが


泣いているように見えた

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