Voice of the heart

綴ってます

想いは届かない


こんな独りの雨の夜は
雨音が
余計に私を惨めにさせる



なぜこの世に生まれてきたのかと
空に問いかけていた
あの頃の私を思い出させるから



独りで
誰にも見つからないように
そっと独りで
泣くことは慣れている



雨音が
隠してくれているけれど
余計に私を惨めにさせる



どこにも私の居場所はない
誰にも必要とされないのに
なぜ生き続けなきゃならないの



誰にも届かない


誰にも届かない


雨音に消されて


想いは届かない