Voice of the heart

綴ってます

もう恋とは言わないけれど

poÉmi


何気なく入った本屋の

選ぶでもなく見た棚に

思いがけず君の名を見つけた


こんな所でまた

君を思い出す羽目になるとは


不意打ちで時が止まった


まるで君が目の前に現れたような

鼓動に自分でも驚いてしまった


また君を想い出して切ない


もう恋とは言わないけれど

木枯らしに舞う恋

poÉmi


木枯らしが吹き飛ばし去った私の恋は

今頃どこを舞っているのだろう


僅かな風にも震えて

僅かな風にも躍って

それはまるで少女のように


冷たいままの手で待っていた長い夜も

あなたに会えれば報われたのに


もう全てが遠い日のこと


木枯らしが吹き飛ばし去った私の恋は

今頃どこを舞っているのだろう

馬鹿がみた夢

poÉmi


不安なまま

時間だけが過ぎて

それでも信じてた

あなただけを


盲目でいい

馬鹿にされていい

誰に何を言われても

あなたの言葉を信じた


何もかも捨てても

自分自身を変えてでも

何よりも優先していた

あなただけを


皮肉にも

あなたを失って

周りが見え始めて

やっと知った


私は恋に盲目な

馬鹿にされるべきな

馬鹿だった


それでも

あなたを恨まない

あなたがくれた言葉で

夢を見れたのだから