いつもどこかで諦めている 期待なんかしないほうがいいって だってそのほうが楽だから 進む道には迷ってばかりで 逃げ道だけは用意してある それでいいじゃん そういうもんだよ 人生なんて
2023年5月のブログ記事
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忘れるわけないのに 忘れられるわけないのに 忘れたふりしているのは 案外しんどい 頭の片隅 心の中心 どうしたってチクチクする 晴れた時 雨が降った時 泣きそうになった時 嬉しいことがあった時 真っ先に伝えたい人 今でもあなた
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逆撫でて もっと 痛いくらいに 逆撫でて 愛でてほしい 時々抓って 爪の跡残して 証拠がほしい あなたは 私のものじゃないから 見つめ合っても そこに私はいないから 心に見合うだけの 傷をください
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わざと我がままを言ってみた わざと返事をしなかった わざと怒ってるふりしてみたり わざと一人出かけてみた 行く当てなんてどこもないのに 私だけが好きでいる気がして 私だけが空回りしている こんな気持ちにさせないでよ こんな気持ちでも帰る場所は あなたがいる場所 そこが愛の場所
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たくさんの楽しかった会話が 無残にも消えていく たくさんの楽しかった写真が 跡形もなく消えていく 一瞬で 積み上げていった日々を 大切に思っていたのは私だけで あなたの中では 思い出にもなっていなかった事実 その事実だけ突き刺さって 心に突き刺さって 何もかも消えていったのに 痛みだけは抜けない
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君の事何度も 数えて唄うよ ひとつ揺れて ふたつ零れた みっつ求めて よっつ失った いつつ迷って むっつ困った ななつ泣いて ここのつ疲れて とうとう消えた 君の事何度も 数えて唄うよ
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知らなかったことを ひとつ覚えるたびに 歓びはしゃぐ幼子のように いつまでも無邪気でいられたら いつかの記憶は甘いまま いつまでも心の奥にある だけど世間では冷たい雨 どうやって歩いてったらいいんだろう
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段々平気になっていく それが強くなることだと思い込む 本当はひとつも強くなってない それでも泣かなくなったのは ただ単に感受性を失っただけ 泣いている自分が嫌だったけど 泣いている自分も愛せたのなら そのほうがいい
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泣くときは独りで なんて そんな寂しいこと言わないで 一緒にいようよ 何も邪魔はしないから 一緒にいようよ 私も泣くかもしれないけれど そうなったらなったで 一緒に泣こうよ
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優しくされた思い出が 今はただ辛いの こんな未来があること知ってたら 私はあなたを愛さなかった
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あなたの言葉を 繰り返している 何度も呟いて 繰り返している あの頃感じたことと 今微妙に変わってきている 今だったら そんな空想も 繰り返している 伝えきれなかった思いだけ ぽろぽろと零れて
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また いつもの夜 何度目の いつもの夜 永遠の夜のような 悲劇的な 錯覚の夜 でも 夜が好き だから 泣いていてもいいでしょう ほら いつもの夜
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あなたが持っている花束は 雨だというのに 溜息出るほど美しく 雨粒がラメを施したように キラキラして あなたが持っているというだけで その花束に 私は嫉妬した 特に理由はないけれど 急に泣きたくなったのは あなたの横顔が冷たかったせい あなたが持っている花束に 美しいその花束に 私は嫉妬した
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前髪を切ったの、少し それだけですっきりしたの チョンチョンってハサミで それだけで視界が広がる感じ 前髪を切ったの、少し そのとき思ったの チョンチョンってハサミで こんな風にあなたとの思い出 切ることができたなら 今よりもすっきりとして 視界が広がるのかしら
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新緑が眩しい こんな風の日 今でもあなたを思い出します あの時の空色 雲の形さえも 今でも忘れずに思い出します でも、もう、 あなたと私は 交わることのない空の下です それでもまだ あなたの幸せ 今もそっと願い続けています
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言いたいことだけ言って 聞きたくないことは聞かない いつもそう そのくせ文句だけは人一倍 恨みつらみは永遠と いつもそう 自分を嫌いだと言うくせに 他人に構ってほしがる いつもそう いつもいつもいつも うんざりなんだよ いい加減にしてくれ
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これで何度目のサヨナラ もう悲しくもないわ どうせアナタは戻ってくる 何食わぬ顔して 悪びれた様子もなく 繊細ぶって図太く生きてる 腕の傷も涙もファッション 私の趣味じゃないけどね これで本当にサヨナラ それだけ秘かに願ってるわ
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理解しようとしたけれど 到底理解はできませんでした 誰に向かって発信したのか それさえ判断できずに 謎が残っただけです 気になって仕方ない それが貴方の狙いならば 貴方の狙い通りになっています それでもきっと忘れていく ごめんなさいね 結局理解はできませんでした
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言い訳ばかり上手くなっていくあなたが 私にはどうしようもなく哀しくて それでも嫌いにはなれなくて 哀しい景色ばかりが増えていく この部屋も そのひとつ カーテンの向こうの空も いつも歩く街も 綺麗なはずの花壇も なぜか哀しく見える あなたが 側にいるのに
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孤独にも慣れてしまった 寂しいとも思わなくなった 会いたいとも思わなくなった だけど 愛は欲しいと思ってしまうの 特にこんな風が吹く夜は
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ぼんやりとしている わたしの記憶も 夜空のまぁるい月も ぼんやりとしている 愛された思い出も 明日の予定も
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晴れているのに 哀しく見える空が 今日も私を責めている 彼はどこにいるんだろう 一面に咲いている花が 風に揺れるたびに ため息がこぼれる 彼女はどこにいるんだろう 同じ時刻の同じ場所 同じように立っているのに 異世界にいるみたいな錯覚 私はどこにいるんだろう
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想いのままに 感性のままに 紡いだ言葉よ あなたへ届け 風に乗って 街を超えて はるか遠く あなたの元へ
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遅れてやってきた感動は すぐには震えない 伝え方も分からない それでもきちんと確実にあって 私の胸からあなたへ じんわりと落ちていって ふんわりと広がって やがて満ちる