2023年11月のブログ記事
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色付いてきて初めて その存在を再確認する 在って当たり前と思ってた 失くなったらきっと 悲しいだろうに 大切なんて思いもしない 他に代わりはないのに その色付きは美しく はらはらと舞う光景は 限りなく儚い あなたの様に 深まる秋の とある日の想い あなたが見たら 何と言うのだろう
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揺らめく炎の 一瞬の中に 強さと 儚さと 暖かさと 怖さと 安らぎと 不安と 静かと 動きとを見る
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柔らかな温もりが 私の唇には 確かに記憶されている それが悲しみの根源 封じ込めたはずの 華やかな想い出が 私を闇に引きずり込む 降り出した雨が引き金 どうしてなんでが反響する脳内 悲惨な夜の始まり
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厄介なのは 水より濃いもの 自分の体内を網羅し 間違いなく流れてるもの 拒んでも拒んでも 水より濃いもの 命そのもの 私は 生かされている
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この一瞬は 己で解き放った一瞬 己の行いの結果 温かい言葉も 刺々しい感情も 事務的な行為も 間違いなく戻ってくる 己に厳しくと 他人にきつくは別物 意地悪は最も愚か その愚かな行為も 己に戻ってくることだけは 留意するべし
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意味のない言葉を ただ紡いでみる 意味のなかった言葉が 無意識にも全部 貴方へ繋がっていた そこで涙が メランコリックに空を見る 深い青 眩しい白 あれから何年 ちょうどこの日 貴方を思い出す
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頷いた時にはもう落ちていた 止める暇なんてなかった 誤魔化しきれなかっった だから認めるしかなかった 泣いたこと 理由は言わない そこは察してよ できれば忘れて 今日のことも 私のことも
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そんなはずないのに 一瞬 止まって見えた 風が吹き去る前の ほんの一瞬 あなたが振り向く前の 鳥が飛び立つ前の 枯れ葉の道すべてが 一瞬 止まって見えた 絵画のように
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雨が降る あなたが逝く 悲しみ雨 涙雨 途方に暮れて 日も暮れる 雨が降る あなたが逝く 私を残して 愛を遺して あなただけ 逝ってしまうなんて
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軽く触れただけ ただそれだけで 私の心はとろける とろりと流れる 甘い匂い 艷やかな色 優しくとろける とろりと流れて 夜が始まる
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君を抱きしめている僕のほうが 君に抱きしめられていたよ 離したくないと心から思った 君の匂いも温もりも 泣けるほど愛しくて 互いの傷みが 優しく溶けていく感覚 これが幸せって言うんだと思った だからずっと抱きしめていたい 永遠にずっと抱きしめられたい 愛している以外浮かばないよ
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いつまでも夢見てる 浅く淡い夢を 眠りならとっくに覚めている それでもふわふわと いつまでも夢見てる それはあなたのせい 優しい言葉の魔法が消えない 何度も泣いて それでも夢見てる 浅く淡い夢を
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歪んだ愛で構わない 不誠実な愛で構わない 他人がどう言おうと これが真っ直ぐな愛 場所が違えば歪んで見えるものも この位置から見たら果てしなく真っ直ぐだ 私の真っ直ぐな愛だ
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そう そんな君だから 好きなんだ 君は変わらない 変わっていない 芯の部分が そう そんな君だから 好きなんだ 今もなお
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雨でいいの 濡れていいの 平気よ 歩いて行くわ 冷たい雨でいいの 泣いてもいいの 平気よ 雨が隠してくれるから あなたの心無い言葉より ずっと優しいわ だから 雨でいいの このままでいいの 平気よ 独りで行くわ
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赤い花は悲しみ色 白い花も哀しみ色 等間隔に交互に並んで 私の心を震わす 泣かなくなっただけで 強くなったわけじゃない そんなことも分からないなんて
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いつでも想ってるよ でも忘れたいよ 苦しいくらい 愛しているよ それが今の僕のすべて
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燃えるような紅い秋は 情熱なんかじゃなく 消えゆく前の残り火 私の恋火もまた然り 涙するほどの想いはやがて 呪いの言霊を宿す 愛される覚悟もなく 容易に女心を弄ぶもんじゃない 貴方が来ないからじゃない 貴方に出逢ったことを最早 呪っている
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少しだけ まだ 少しだけ あと 少しだけ このまま どうか このまま この色を見せて この色に染めて 名前もない色だから 呑み込むまで 少しだけ もう少しだけ 見ていたい
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喉が渇くの キラキラとした川の向こう 揺れる風景に 青春を見た気がして やけに喉が渇くの 純情を絵に描いたような 眩しいくらいの 濃紺の制服の白線を目で追う ただ水が欲しい 珈琲ではなく 炭酸でもなく ましてや酒でもなく ただ水が欲しい