Voice of the heart

綴ってます

2020年4月のブログ記事

  • なんで泣いたんだろう

    なんで泣いたんだろう 自分が可哀想だったのか 泣いて彼の気を引きたかったのか 確かに私は可哀想だった でも彼を引き留めることは出来なかった なんで泣いたんだろう 泣くほどのことじゃなかったのに と 今は思う

  • 風が優しい午後

    不動なんてものは 何処にもなくて それは永遠が 何処にも無いのと一緒 だから人は憧れるんじゃない? 頭の片隅では分かってる でもそれを認めたくない心がある 風が優しい午後 夏が来る前に もう一度だけ探してみよう あの日 信じた何かを

  • たぶん優しい歌だった

    大切な思いを抱いたよ だけど すぐに忘れてしまって 今とても悔しいんだ 君を思い出して 君に伝えたかった言葉が浮かんで それはまるで歌のようで 君に伝えることが出来たなら 君を笑顔にしただろうと 優しい気持ちのなれたんだ だけど すぐに忘れてしまって 今とても悔しいよ

  • 許してあげたい

    そろそろ 私を許してあげたい 健気に生きている私を 自分を責めている私を もう十分だよと 私は私を許してあげたい

  • 今すぐに

    今すぐに 土砂降りの 雨が降ればいい 泣き顔を隠したいから

  • 近道

    優しくされたいなら その前に 自分から 人に優しくしてみなよ それが近道 今までずっと わざわざ遠回りしてきたんだから 少し休んだら 人に優しくしてみなよ

  • ちっぽけな空

    君の横で寝っ転がって あの時 どんな夢をみていたっけかなぁ はっきりとは思い出せないのに とんでもない幸福感があったことは しっかりと憶えているんだ それが続けばよかったのに いつも僕の横にいた君がいない それだけなんだ それだけでこんなに 僕自身の価値が見出せないよ 一人ふて腐れるように 寝っ転... 続きをみる

  • 氷みたい

    冬と春が捻じれて 冷たい風が吹く まるで氷みたい 割り切れない思いを抱えて 痛い涙が零れる それもまるで氷みたい

  • 送信

    真っ先に あなたに見せたい風景 どこにいても 離れていても 私の感動を切り取って あなたへ送信 送るのは風景と あなたを好きだと言う気持ち

  • 桜色の爪

    泣いている間に 花は散ってしまった あれほど楽しみにしていたのに 花は散ってしまった また次の季節を待てばいいと 無邪気に言う人が憎らしい 頭上に咲く花も 足元に咲く花も 全ての花が散ってしまった 重い雲と同じ私の気持ちを 癒すものが何もない 爪に咲いた花も ほどなく散り始めている

  • 抱きしめてよ

    寒いから 抱きしめてよ 理由はそれだけ 愛してくれなんて 言わないから ただ寒いだけだから 今だけでいいから 抱きしめてよ

  • 温もり

    人は皆 愚かで弱く 我が儘で哀れだ だからこそ 愛おしい ずっと寄り添って 温もりを信じたい 私も 愚かで弱く 我が儘で哀れだ 冷えた指先で 温もりを探している

  • ゾンビ

    起きる気なんてなかったわ することないし だけど寝続けるのも意外と疲れる やっと這い出した あたしはゾンビ 鏡見るのも怖いから 窓の外だけチラッと見たわ 荒れ狂った世界が見えた なんとなく安心した あたしはゾンビ だれもかれも逃げ出すだろう あたしを見たら逃げ出すだろう 誰も 彼も 触れてはくれな... 続きをみる

  • 君は今も心にいる

    立ち止まって 休むことも必要だけど 前へ進めなくなって 不安になることもあるよね   振り返ったら こんなところまで来ていて その年月に唖然としちゃう あの日のことは 今でも鮮やかに憶えてる どうしても海が見たくて 君の声 君の写真 ポケットの中に入れたまま 独りぼっちでも 一人じゃなかった いつ... 続きをみる

  • どうせ死ぬなら

    退屈過ぎて死んじゃうわ どうせ死ぬなら あなたに会いたい 最後になるから わがまま言っても許してよ いがみ合ってサヨナラしたけど 案外後悔しちゃってるから 優しい笑顔で会いに来てよ そして抱きしめて キスをして 愛しているよと嘘ついて そしたら私 死んでもいいから どうせ死ぬなら あなたに会いたい... 続きをみる

  • 解放

    私は自分を繕って 着飾って 一生懸命誤魔化していた それが自分の為だと信じていた 貴女が自分を解放して 告白した真実に 戸惑って だけど それまでの貴女以上に とても美しく きっと貴女の世界は それが正しいのだと知った 何が間違いで 何が正しいかなんて きっと人それぞれで 私の正解が 貴女の正解じ... 続きをみる

  • わたしとあなた

    わたしは わたしのままで わたしらしさを失くさず あなたを愛したい わたしの知らない わたしの部分も 全部さらけだして あたなが気づいていない あなたの部分も 全部うけとめて 愛したい そして 愛してもらいたい

  • 無気力

    怠惰な毎日 思考は堕落 ここまで来たら もうどうでもよくて 抗うことも無駄なだけだと悟る それでも無意識 横になったまま 薄暗い天井に向かって 手を伸ばす 開けることもなくなった窓 カーテンに咲く花も泣いている わかっていても 何もする気力もない 今日の不満 明日の不安 誰のせいでもないのだけれど

  • 失くした時間

    この時間になると 嫌でも思い出す 時計ばかり気にして 嫌でも思い出す 代わりになる物など どこにもないけど この先もずっと 探し求め続けていくのかな それがどんなに虚しくても

  • 今夜は

    気付かなかった 自分の哀しみに 気付いていしまったから 泣いてもいいかな

  • 恋する乙女

    思い出したら恥ずかしくって だけどやっぱり嬉しくって 気持ち悪いほどニヤケちゃって 布団抱えてジタバタしちゃって 悶えるような煌めき 夢か現実かの境が見えない 恋に恋しちゃったっていいじゃない 片思いだっていいじゃない 女の子だもんいいじゃない 妄想空想 何して過ごそう 寝ても醒めても恋せよ乙女 ... 続きをみる

  • 記憶の春は美しく

    当たり前にあった景色が もう二度と見られないと知って それは本当に美しかったのだと 感慨深く想う それは春だった 桜が満開を過ぎ 明るい陽の光に 飛んできた蝶は モンシロチョウ ひらひらと 舞い散る桜の花びらと共に ひらひらと 舞い飛ぶ姿を目で追った それは春だった 遠い未来より 明日の天気が不安... 続きをみる

  • お前のヘソ

    大口叩く奴ほど 小さいことも出来ないよな 自分で出来ないくせに さも偉そうに 何言っちゃってんだよ ヘソで茶でも沸かしてろ コソコソ陰でしか言えないのなら 這いつくばって空見上げて 出てきた言葉がそんななら 一生そこから出てくるな 一生懸命頑張って 生きてる奴らを笑うなよ 間違っていても 失敗して... 続きをみる

  • 忘れさせてよ

    忘れさせてよ あなたが私に刻んだんだから ちゃんと責任取って消してよ とても小さな日常 増えていく思い出が嬉しかったのに たくさんある思い出が こんなに私を苦しめる きっとあなたは今頃 私の事など微塵も思い出していない 私ばかりがこんなに ねぇ 今でも忘れられないの あなたが私に刻んだんだから ち... 続きをみる

  • 桜色の心

    君の悲しみを僕は知らない 同時に 君も僕の悲しみを知らない わかりたい わからない 溶け合って 濁り合って もう元には戻れない 君の悲しみが 僕の悲しみであり 同時に 君の優しさを知る僕の 心に柔らかく広がる色は 薄い桜色 その色だけが残ればいい

  • 樹~愛でありたい~

    花が散っても 新たな蕾があることを 涙の日があっても 優しさは消えないことを 貴方はそっと教えてくれる まるで大きな樹のように 黙って見守ってくれる 私の進む道が強さの証 貴方と同じように私も 愛でありたい そう願う 貴方の言葉に 何も答えない私を どうか許して

  • 涙桜

    泣かないって決めたのに あっけない 強い意志で決めたのに とても脆い 愛だけは 揺るがないもの それだけが私の誇り だけど涙は あっけない 風に散りゆく桜のように

  • 夜待つ人魚

    あなたが一生懸命綴った文字の羅列は そこにどんな意味があるのか あなたの思いがどれほど詰まっているのか 私も一生懸命読み解こうとしたけど 無理だわ わかんない 途中からどうでもよくなって とても優しい人だと思ったけど やっぱり所詮つまらない人だと再確認した 絵に描いたような爽やかな陽の下で 私は死... 続きをみる

  • スペシャルなキミ

    キミはボクのスペシャル 他とは比べ物にならないよ キミはボクのスペシャル ずっと傍にいてよ 愛しさも 可愛さも 愉快さも キミはボクのスペシャル いつだって誰より特別だよ

  • いつかの朝焼け

    ずっと変わらないでいるよ 信じてくれないかもしれないけれど なんの当てもないのに もしかしたらって思っているんだ そう、今でも 朝焼けの美しさに涙した日 希望という名の未来が見えた気がした あの日から僕は ずっと変わらないでいるよ 君にも見せたいんだ 二人で見たいんだ そう、いつか

  • longing

    星を見上げた夜に 恋に落ちた二人さ 哀しい愛しさに 泣きそうになったんだ あれが物語の始まり 愛してる   愛してる 永遠だと言って 約束を交わした でも本当は 結末が見えていたんだ 見ないふりしていただけ 愛してる   愛してる さよならの星が流れて 君を抱きしめたよ ねぇちゃんと 伝わっていた... 続きをみる

  • 別人

    夕べの あなたが抱いた女と 雨の中を 傘も差さずに歩いている女は 別人 シーツの海の 吐息に溺れる女と バス停で 子どもに話しかける女は 別人 名前も知らない 職業も知らない 利き手がどっちかも 血液型も 誕生日も知らない 何も知らないでいい もしも何処かでまた会っても その女は 別人