何気なく入った本屋の 選ぶでもなく見た棚に 思いがけず君の名を見つけた こんな所でまた 君を思い出す羽目になるとは 不意打ちで時が止まった まるで君が目の前に現れたような 鼓動に自分でも驚いてしまった また君を想い出して切ない もう恋とは言わないけれど
2025年11月のブログ記事
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木枯らしが吹き飛ばし去った私の恋は 今頃どこを舞っているのだろう 僅かな風にも震えて 僅かな風にも躍って それはまるで少女のように 冷たいままの手で待っていた長い夜も あなたに会えれば報われたのに もう全てが遠い日のこと 木枯らしが吹き飛ばし去った私の恋は 今頃どこを舞っているのだろう
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素直に謝れないあなた 謝っても許さない覚悟の私 平行線のまま交わらない 近付くことはなく 離れることもなく 歪んだまま続く 愛し合った者の行き着いた先
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あなたに出逢ってしまった それこそが 私の悲劇のはじまり 同時に 愛のはじまり
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少し嬉しくて 少し泣いた 少し哀しくて 涙は我慢した この差はなんだろう
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手放すつもりなど毛頭なかった そんなつもりあるはずない どこにもない ないはずの出来事 それが突然に 奪われたような感覚 でも、 自分で手を離した 離さないと誓ったのに この手から離れていくのを 呆然と見送るだけだった
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あの頃の恋が あのまま進んでいたら 今頃ふたり どうしていたんだろう あなたはもう 次の恋を育んでいる? 私のことは もう忘れている? それでいいのに それはさみしい あの頃の恋が 終わってしまってから 今までずっと 私は一歩も進めていない
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今日も元気にご飯を食べて 今日も元気にご挨拶 今日も元気にお仕事頑張って 今日も元気に無事帰宅 今日も元気にお風呂に入って そして いよいよ 泣く時間 今日も元気に頑張ったから 今日も自分を褒めてあげよう 明日も元気に過ごすため そのための涙だから
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あなたに絶望 それ以上に 自分自身に絶望 なにもかも終わり この世の終わり 愛していたのに 愛していたから 絶望はより深く なんの光も見えない
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