こうしてまた 去っていく 挨拶もなく 次の約束さえなく こうしてまた 見送るだけの私は 見つめ続ける その姿見えなくなっても こうしてまた ただただ 会いたいを願う 願い続ける
2024年5月のブログ記事
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愛してたなんて言いたくない 過去形でも認めてしまうから 綺麗事で終わらせるつもりは毛頭ない だけど、 思い出すなら綺麗な私を思い出して そんな女心 愛が終わっても思ってしまうなんて
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君が泣いた時に 夜が始まった 永遠に明けない夜だ 朝日とはさよならした それだけの覚悟をした 僕は君を抱えて 暗闇を歩いていくんだ 大丈夫さ 君は泣いていていいよ 僕がいる
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愛してると言わない あなたの愛してるを どうやって信じればいいの 愛してると言う 私の言葉を あなたは信じないと言う 互いの愛してるが交差する すれ違って 故にぶつかり合って 哀しく色づく それは溜息色 或いは涙色 もしかしたら毒色 一息に呑み込んで また言うわ 何度でも あなたを愛してる
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思い出なんかいらないから 笑える明日を頂戴 も少し欲を言えば あなたと笑い合える そんな希望の明日を頂戴
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なんにもしたくない日 なんにもしないでいた 誰にも会いたくないから 誰にも会わずにいた あなたにさえも 会いたくなかった こんな私を 見せたくなかった
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何の反省もないような人生とか 一つの後悔もない人生とか そんなもん意味ないだろ 這いつくばって 泣き喚きながら それでも生きていくのが 結局のところ 格好良い人生になっていく
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神の領域にあること 君は孤独の中で行う 躊躇もせず 泣きもせず 細い指は慣れている 瞳の奥は企んでいる 躊躇もせず 泣きもせず 繰り返す ただ繰り返す 何度も そう何度も
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思い出に浸らせはしない ただ柔く 未熟な羞恥も 日々の反省も 一瞬で黙らせ 首筋から全身に抜けていく この一瞬に 生きていてよかったと思わせる 夜風よ
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全部を投げ出したい気持ちと 全部を拾い集めたい気持ち どちらも本気で どちらも本音 あなたを好きでいる気持ちも あなたを忘れたい気持ちも どちらも悲しくて どちらも本音 未だに私はそこにいる
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憂いている 今日も私は 憂いている 揺れたから 凪いだから その都度に 憂いている 流れたから 壊れたから 溜息と共に 憂いている そんな私を 貴方もまた 憂いている 誰か止めて 私の憂いを そう願って 憂いている
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心の準備なんて出来てない いつだって恋は突然 奪って奪われて 与えて与えられ 気がつけば夢中 世界が恋を中心に動いて 泣くも笑うも恋次第 何度繰り返していても 心の準備なんて出来るはずない いつだって恋は突然
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約束をする時は 必ず守ると誓う前提 約束を忘れることなど 考えもしない前提 愛も信頼も永遠も 当たり前に思う前提 それらは目には見えないけれど 確実にあると信じている前提 結論 何も残っていない 受け入れ難い現実がある
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あれからずっと探している そう 多分あれからずっと あなたと出逢ったあの春の夜 あなたが消えたあの春の雨 私はずっとあの春が恋しくて あの春をずっと探している また出逢えなかったこの春も 往かないでと願いながら 何度目なのかも忘れたけれど そう 多分あれからずっと あの春を探して続けている
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会いたくなかった 今のあなたになんか 会いたくなかった 今のあなたには 何の魅力もないから 会いたくなかった 思い出だけでよかった 綺麗なまま閉じ込めて 今のあなたになんか 会いたくなかった 出会ってしまった後悔を この先ずっと引きずって この一瞬を忘れるために どれだけの時間を費やすのだろう
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懐かしいような 初めてのような 安心して でも、 心ときめいて 甘い香りのような 温かい陽だまりのような そんな夢をみたの 全部が あなただった
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見ないふりしていただけ 知らないふりをしていただけ それで許せるなら 許したいと思ってた 無理だった どうしても無理だった 心が嫌だと喚いて 愛が憎しみに変わることを知った だから選んだ 別れを選んだ それ以外の選択肢は 完全に無かった
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思い出よりも 今がよければ それに越したことはない されど 思い出にしか 拠り所がないのなら 気が済むまで浸ればいい いつか そんなことさえ 笑い話になる日が来たら その時にこそ 会いに来てほしい その日まで 待っているから
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遠くまで と思っていたの どこまでも遠くまで あなたと わたしだけで できるだけ遠くまで ふたりなら 行けると思っていたの 醒めれば夢だったけど 今でも遠くまでの 夢をみてる
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そんなにいらない ひとつでいい それ以上あっても 持て余すだけだから お気に入りの一曲を 何度も何度も 繰り返すように 飽きることなんてないから ひとつでいい ひとつでいいの だからください 私に愛をひとつ
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ノーメイクのあなたを 久しぶりに見て その方がいいよって思った メイクをしたあなたも 中身は変わらないんだけど なんだろね なんだかね ノーメイクのあなたの 笑った顔は メイクしたあなたより 断然素敵で その方がいいよって 本当に本気で思ったんだ
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朝を憎んで 昼に逃げて 夜に怯えた あなたはいない だから いつまでも こうしているの 呆れるよりも 愛してほしい こんな私でも
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いつもと同じく過ごしているだけ 何の変わりもないように 粛々と 平然と 無駄なく 卒なく 飄々と 誰にも悟られないように 夕べの涙は押し込んで それでも夜に囲まれたら もうお手上げ 押し込んだ涙は濁流となって 私を壊していく 強がりなんて通用しない 封じていた言葉が溢れ出す あなたに会いたい
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どれだけ僕が君を好きでも 君には一切関係のないこと 僕の気持ちを知っていても その気持に応えようとはしない それでいいよ それでいいんだよ 僕を好きじゃない君でも 僕は君が好き それだけの話
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夢中で恋した なによりも第一に大切だった 真夜中の電話も 身勝手な言い分も 不機嫌な態度も 私には全て愛おしくて この先の一生を あなたに捧げていいと 本気で思ってた 過ぎ去った嵐のように 今になって思い返せば 痛々しいほどの恋だった
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どうしてあの時こだわったのか 今となってはよく分からないし 後悔でしかない そして言いたい ごめんね こだわるほどの事でもないのに 身勝手な正義振りかざしていた 今のこだわりは 謝りたい気持ち ごめんね あなたは憶えているのだろうか 私のくだらないこだわりを 空に投げて 素直に言うから ごめんね