2024年12月のブログ記事
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どんなに悲しい夜だったとしても 容赦なく朝は来て 泣き腫らした目には 太陽の光は眩しすぎる これが月明かりなら 優しく癒してくれるものを
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君のことだから心配ないね 僕自身に言い聞かす 不安なのは僕の方 それを誤魔化し隠すように 僕は振り返らない きっとこれからも ずっと君が好きだよ 本心だよ だけど早く忘れたいよ これも本心だよ だから僕は振り返らない
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強くなきゃ言えないだろ 忘れんな その言葉の重さ そして 優しくなきゃ言っちゃいけないんだ 責任の欠片も持たず 言い逃げ出来ると思うな 報いは必ず 忘れんな
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思うだけでいい そう思っていたけれど 人は欲深き生き物 声が聴きたいと思ってしまう 目が合ったら期待してしまう 触れてみたいと願ってしまう 愛されたいと夢見てしまう その夢が悪夢へ変われば 執着してしまう 執着からは不幸しか生まれないのに 思うだけでいい そう 思うだけでよかったのに
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私が知る限り 一番寒くて 一番優しくて 一番幸せな朝だった あの朝はもう来ない あの朝の光を もう一度だけ見たい 叶わない願いがまた一つ この寒い夜に思う
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泣いたままでいいから聞いて 愛してるよ ちゃんと伝わるか分からないけれど 愛してるよ そのままでいいんだよ 泣いたままでいい だから聞いて 愛してるよ 他の言葉はいらないよね 何度だって言うから 信じてほしい 愛してるよ
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理想と現実に惑いながら 繰り返す日常に抱く疑問は 日に日に薄れゆく それでいい それでいいんだ 華やかな街とは反対側を 幸福感に群れる人々とは反対側を 新たに湧き上がる疑問を抱え 足早に独りゆく
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誰かを想う度の 後悔と嫌悪 なのに 誰かを想い続けてる その矛盾 繰り返しの日々に いつもいつも 君を 想い続けてる
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なにもかも凍りそうな夜なのに 君の笑顔だけは変わらず暖かい なにもかも凍りそうな夜だから 君の笑顔だけは絶対に守りたい なにもかも凍りそうな夜だけど 君の笑顔で優しくなれるんだよ
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今夜も星は見えない その代わり雪が降る 見上げたら睫毛に雪 鼻にも頬にも降る雪 このまま埋もれてしまえ そう願うのに 願いは今夜も叶わない だって星は見えない その代わりに雪が降る 心中は止まない吹雪 このまま埋もれてしまえ それだけ願っている
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冷たいままの手でいいから 繋いでいてほしい 手袋はいらない あなたが手を繋いでくれるなら 冷たいままの手でいい 繋いでいてほしい
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良くも悪くも補正されていく思い出は 触れずに忘れてしまえたらいいね あなたごと忘れてしまえたらなんて 出来もしないこと考えてみたりしてる あなたを思い出しているこの夜に
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ゆっくりと凍っていった 解けるにはその何倍もかかる あたなが凍らせた私の心 解けるには来世まで待っても きっと無理
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その後の話を聞きたいの あなたがどれだけ後悔したか あなたがどれだけ反省したか 順を追って聞きたいの そして、はっきり言ってほしい どれほど私を愛していたか それが聞けたら死んでもいい できたら涙も見せてほしい
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夜が深くなるほどに 哀しみも深くなってくる 誰もいないから 泣いていてもいいでしょう 涙が凍ったら天に還して そして並べて星座にするの きらきらと輝く星を見て 泣いていてもいいでしょう だって誰もいないから あなたは戻ってこないから
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とても優しかった思い出なのに 思い出すと涙が出るの すっかり平気と思ってるのに 思い出すと切なくなるの どうしようもない 私はまだ あなたに恋してる
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軽々しい あなたの愛は 何度も口にする言葉 全然響かない 愛が欲しいのはそう だけど 私が欲しいのは それじゃない
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涙で流し消し去ることが出来るのならば いくらでも泣いているのに どんなに泣いても どれほど悔やんでも 罪は消えない
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「知らなくていい」を 知ってしまったら なんて言えばいい? なにを言えばいい? 知らないままでいたかった 知らないほうが幸せだった もう知らなかった時には戻れない 「知らなくていい」を 知ってしまったけれど なんにも言えない なんにもできない 現実はいつだって残酷で 戸惑う私を置き去りにする
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望んでいたことなのに 淋しいのは何故だろう 潜在的に求めていたから 認めたくない事実が 心に突きつけられて 否定したいけれど 淋しさが否定できずにいる
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美しい貴女は目覚めることはない 朝の光がその白い頬に射し込んでも 黒髪も凛とした瞳も もう二度と揺れることはない 美しい貴女の美しい思い出だけ いつまでもいつまでも
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優しくしてよ 優しくしてほしい もっと優しく 私に接してほしい ならば私はあなたに 優しくしているかしら いつも優しく 接しているのかしら そうね ごめんね もっと優しく いつも優しく 私からあなたへ 優しくなるわ だから 優しくしてよ 優しくしてほしい いつも優しく 私に接してほしい
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嫌いになる前に別れよう 君が言ったんだよ 君が言ったんだ 一言一棘 二言二棘 毎度毎棘 僕に刺して 平気なのは君だけで 僕は限界が見えてきた このままじゃ憎みそうだから だから 嫌いになる前に別れてくれ
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信じた人の嘘を信じたかった 盲目に信じていたかった それが幸せになれる条件 私は嘘に気づいてしまった それが悲劇の始まり 条件は満たされないまま 愛を欲してしまった 嘘にまみれた愛なんて 幸せだと言えるはずもないのに
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大胆さと繊細さを併せ持つ 君に夢中だよ いつからだろう 気が付けば虜 いつも頭の片隅に どこでも心の真ん中に 君が鎮座 逆らえない 従うしかない 僕は下僕 夜な夜な君を夢見る下僕
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茜色が燃えているのを何度見ただろう 優しく輝く星と何度目が合っただろう 私だけの時間 私だけが泣いている それでも悲惨じゃないのは あの茜色があるから この色を見るために 私は明日も生きる
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