あなたはいつも冷たかったけれど あなたの唇はほんのちょっぴりだけ 柔らかくて温かいと感じたあの夜 とても寒くて とても静かで とても優しくて とても愛おしかったあの夜 最初で最後のあの夜が 日に日に遠ざかり ぼんやりとしてくるけれど この先もきっと忘れることはないでしょう 忘れることはないでしょう
2024年11月のブログ記事
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お別れを言いに来たのに なかなか言い出せません あれほど決心したのに ここへ来てまた揺らいでいます 今までの情けない自分に さよならしたいのに 誰も引き留めちゃいないのに 一歩が踏み出せないまま 立ち止まりまた後ろを見る 今までと同じ私がいる 無意味に長い深い溜息が 藍色の空に消えていくのを見送る
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がっかりしたことは言わない だってきっとがっかりさせたから そう思うと泣けてくる この虚無感を引きずって 今夜は夢も見ず 明日待ってる絶望を 拒否する権限さえないままに 「眠れない」を受け入れるしかない
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雪になったね また二人きりだね これでいいね 一緒にいることが全て それ以上は望まないからね いつか解けて消えるまで それまでは一緒にいようね 永い冬になることを願うよ
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思わせぶりだと自覚して 思わせぶりを続けてた 嫌な女の典型です 思わせぶりな貴方は 思わせぶりを巧みに操った 嫌な男の典型です 嫌な男と女の恋は 最早恋とは言えず 駆け引きだけのギャンブル 陳腐なゲームの方が まだ純粋な気がして 訳もわからず疵付く 私、馬鹿な女の典型です
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傷つくのは私だけでいい 傷つくのは私だけでいいのに あなたの痛みが 私に刺さる 涙をこらえるのが精一杯で 何も言えなくて ごめんね
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我慢なんてしきれるわけなく 昨日の我慢が流れてくる 多分、 我慢していた分勢いが増す 幸か不幸か今夜は雨 泣き声を誤魔化すには丁度いい だから泣かせて 昨日の我慢の分まで
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秋色を纏って 会いたくなるのは やっぱりあなた 街に白が掛かれば 思い出すのは やっぱりあなた もうすぐ夢の中 会いたくなるのは やっぱりあなた
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約束を破られても 怒ることはなくなった 悲しむこともなくなった 期待することもなくなった とっくに愛も冷めている 諦めだけが漂う部屋で 自分の居場所を見失う
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あんなに泣いてた日々なのに あんなに愛していた事実が 皮肉にも今の私を支えてる 会いたい 今でも 会いたい 会えない 今でも 会えない もう泣かなくなったけど あんなに愛していた事実が 皮肉にも今の私を支えてる
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雨上がりの花の雫は 涙のようで 多方面からの光を受けて 綺麗に輝いて 暗くなればなるほどに 艷やかに煌めく 私の涙も そうだったらいいのに
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今日はごめんね 泣いてしまってごめんね それでも好きでごめんね ごめんねばかりで 本当にごめんね
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信じなくてもいいの 信じてもらえるだけの 説得性のある言葉を 私は持ってないから どんなに力説しても 軽く思われてしまうのは 私という人間性の問題だと 悲しいけれど承知している それでも言うわ だから聞いて 信じなくてもいいの 言わせてほしい 誰よりも大切で 誰よりも愛しいあなたへ 愛してる
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中途半端に愛されたから 中途半端な思い出しかない 憎しみも中途半端で 何故か恋しさだけが異常に溢れる 辻褄の合わない話ばかりで 今でも苛立たせるのには十分で なのに 恋しさだけは異常に溢れる 止め方は知らないから 今夜も途方に暮れたまま 中途半端な思い出抱えて ゆっくりと沈んでいく
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騒音の向こう側 人の流れに逆行して 怖いくらい真っ暗な公園 ここが安らぎの指定場所 輝き出す星たちの声が聴こえるようで いつものように見上げる夜空 もう誰もいないから 泣いてもいいよ
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急に寒いね 手が冷たいよ 手袋はないから だから手を繋ごう 始めは互いの冷たさが伝わり合う 次第に心の温かさが指先にまで ついでに愛が滲み出てきて それだけで最幸 しばらく手袋はいらないね 君がいればそれでいい
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夢の中でも片想い 目覚めた時の絶望 突きつけられた現実 まるでこの世の終わり 秋色の街が急にモノクロ 涙だけは綺麗なままで
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嘘でいい それで笑えるならば その場限りの嘘でいい 幸せなんて望んじゃいない ただ笑っていたいだけ 素顔なんて知らない者同士 闇夜に紛れて綺麗に見せて どうせ夜明け前に解ける魔法 その後の行き先は地獄でも 今だけ 嘘でいいから 笑わせて
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耳が憶えているの 忘れたいのに 忘れさせてはくれない 恋の傷が疼くの 切なさが破裂して 触れられたくない所を 痛みがより深く抉る もう平気と思っても それは気の所為 気付けばまた 貴方を捜してしまうの 何度も重ねたキスよりも 耳が憶えているの 貴方の言葉 囁き 寝息までも
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許したくない それほどのことじゃないけど なんとなく もう許したくない 小さな過ち 一度や二度なら なんとも思わず過ごせたけれど もう許したくない 許せないんじゃない 許したくないんだ
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昨日の悲しみは空に投げた その悲しみがまた降り注ぐ 終わりの見えない繰り返し 自業自得な君と僕の毎日は いつまで続いていくのかな そうして、また今日も 悲しみを丸めて空に投げる その悲しみが明日降り注ぐ
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生きてんならいいよ 不機嫌でもなんでも どうせ荒れてんだろ そういうところだよ もう関係ないけどさ 死にたい死にたいと 喚いて泣き狂っては 生きたい生きたいと しがみつく無様さが もう大嫌いなんだよ 無理なのは承知だよ だけどこっちも無理 離れた意味を考えろ 生きてんならいいよ さようならお大事に
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人に傷つけられて 人に癒やされる 結局は すべて人から始まる この世の喜びも あるいは哀しみも 断絶しきれない この私も人だから
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君の溜息が聴こえてくるようだよ 明日は雨だってさ ひとり過ごすには丁度いい 君が何をしていても もう僕には関係ないけど 気になっているのも事実で その事実は僕を苛立たせる だから明日の雨は丁度いい 誰にも会わずいられるよ 君は溜息ついているんだろうね