燃えながら落ちていく夕陽が 燃えながら堕ちていく私の恋みたい 朽ちていく 腐ちていく 駆逐されるだけの思い出 懐かしさよりも 苦々しい感情が揺れる それは瞳の中の水滴 揺れ落ちたら消えるだけ 燃えながら落ちていく夕陽が 燃えながら堕ちていく私の恋みたい
2023年10月のブログ記事
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見上げた青に涙が出そう 瞬く星空にも涙が出そう 貴方を想えば涙が出そう そんな毎日でも なんとか生きています
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静かな夜に月ひとつ 僅かな風にススキが揺れる 意地悪雲が闇夜にしたら その時を待って泣けばいい 誰にも知られず 泣けばいい 今夜のことは今夜だけ 愉しみが涙に変わっただけのこと
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ホットコーヒーが冷めても アイスコーヒーではない 貴方が彼女と別れても 私の彼氏にはならない 分かってる 分かってるわ アイスコーヒーを レンジで温めてみる 温かくはなっても ホットコーヒーとは別物 悲しいだけ 悲しいだけだわ
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青空と茜雲と 雨雲と稲妻を ビルの隙間から見た 切り取られた風景が いつもの癒やし トドメに君の声 最高の癒やし
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滴る 指先で触れるだけ 力はいらない 軽く握れば 溢れる 肌を 伝い流れる ひたひたと 充ちて 欲に 溺れる 罪悪感と 充実感の 渦が 滴る
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剥がれそうで 剥がれなくて 存在自体忘れられて そこに書かれた文字も 箒で掃いたら消えてしまいそうな ただのゴミ されど剥がさない されど捨てない もう必要ないはずなのに 色褪せて汚らしくなっていても しがみついている そこに共感 秘かに共感 誰にも言わない ただのゴミ
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このまま消えて 最後は 何も残さず 綺麗に消えて 宿る悲しみを拒絶して それだけが私の願い
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青空が私を慰めて 風は一緒に歌ってくれて 雲は私の心を映す 雨は私の代わりに 泣いてくれるから 私は傘を回す くるくると 傘を回す そして前を向いて 歩いていく 雨の中を 歩いていく 次の青空見えるまで
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ただ思い出しただけ 秒で泣けた いつまでも変わらない 涙の速度は相変わらず ひとしきり泣いて 思い出箱の扉を閉める 今日はそれだけ 他には何もない 特別な感情は何もない ただ思い出しただけ
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知っているなら 教えてください 私が 想い寄せる人に 愛されるために 何を どうしたら いいのでしょうか 私にできること もしも 何かあるのなら どうか 誰か 私に 教えてください
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さっきまで 本当についさっきまで 言ってやろうと思っていた言葉達 怨念込めて 放ってやろうと思っていたのに 出番なく消失してしまった それは貴方の存在の前で 一瞬にして無になった 変わりに湧いてくる言葉達 別人格みたいに 優しい愛で溢れている
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傲慢さの上に胡座をかいて 努力もせず 有頂天になっているならば その結果は必ず その傲慢な鼻をへし折る 後悔も猛省も時すでに遅し 己の襟を正せよ
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私は知らなかった 青よりも深い藍があることを 私は泣いた その藍に染められて どんな慰めよりも力強く 誰かの言葉よりも確かな色が 私を抱く 私は知らなかった 心を衝く深い藍があることを 私は泣いた その藍に染められて どんな優しさよりも正しく 揺るがずに真っ直ぐに 私を抱く
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目に染みるような青が どこまでも遠く続いていて ただそれだけで妙に納得した 抱えていた不安をその青に 放り出すことが出来たなら もっといいのに
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赤い実が綺麗ね 風に揺れてる 赤い実が綺麗 そして思い出す あの秋の日 あの空の色 あの街の匂い そこにもあった 赤い実があった 隣にはあなたがいた 今はただ 赤い実だけ 風に揺れてる でもやっぱり 赤い実が綺麗
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突然の豪雨 ずぶ濡れのまま足早に歩く 傘を持つすれ違う人の目が痛い 見下されているかのような冷たい目 本当は同情されてるのかもしれないけれど どちらにせよ現状は変わらない ずぶ濡れのまま足早に歩く 雨宿りする場所もない 傘を差し出してくれる人もいない これが現状
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愛が眠る季節の その隣で ボクはひとり 静かに目を閉じる 明日の色を染めるのは 明日の空を見てから決めよう 愛が眠る季節の その隣で ボクはひとり 君を待ちながら 静かに目を閉じる
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無意識に近道を選んで 気付けば遠回りをしていて 一見無意味なようで でもそれは 金木犀の香りに出逢った時に このためだったんだと腑に落ちる 無抵抗のまま蘇る記憶は この香りのように甘くて 絶対的に優しくて 涙が滲む理由として充分過ぎた
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誰一人守れずに 幸せに出来ずに 愛を欲しがるな 与えてこそ 得られるもの 痛みを知って 理解出来るもの 失うものが無い者に 強さなど有りはしない 勘違いするな 優しくない者に 得られるものなど 何も有りはしない 愛を欲しがるな まずは与えよ そこから全てが始まる
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決心がつかなかった 延ばしに延ばして 迷いに迷って 吐き気するほど悩んで やっとやっと決心したのに 空振りに終わった 風が冷たくなっていて もう夏じゃないんだって 思い知った夜 決心が空振りに終わった夜は もう全てが遅かった
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今更感が半端ない 言えない 今更 言えないよ ごめんね honey 許して honey それでも本気で愛してる 始まりは曖昧 me 記憶は yurayura 気付けば fall in love 君からだっけ? 僕からだっけ? 抱いて抱かれて all night 今更感が半端ない 言えない 今更 言... 続きをみる
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楽しかった思い出に なんの意味があるんだろうか 今が楽しくなければ 辛さに加担するだけのもの なのに それなのに 写真一枚捨てれずにいる
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これでいいんだ あれでよかったんだ 自分で自分を納得させながら 何度も繰り返しながら 独り歩いた秋の夜 いつの間にか秋の夜
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秘密はこのまま秘密のままで あなたが知りたいことを 私も何も知らないから 秘密はスパイス キスは罠 罪深き秋の蜜 秘密はこのまま秘密のままで あなたは知りたくても 私は何も知りたくはない そうよ 私はあなたを知りたくないの
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終わりの見えた世界 でもね まだ しがみついている 離れた後の世界 想像できずに 君の声 まだ 耳にこだましている 本気で泣いているのは 君じゃない 僕の方