いつもの駅前 色褪せたポスター 乱雑に並んだ自転車 賑やかな交差点 不機嫌な空 烏かと思ったら鳩 汚れた鳩 急に 泣きたくなった
2024年6月のブログ記事
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鮮やかさが増すほど 痛みも増す 懐かしさとは つまり孤独 誰にも話せない秘め事 重い十字架 深い海の底に沈めて 何事もなかったかのようにしても 波音が苦しいのは 記憶の海のせい だから嫌い 涙の理由は永遠の秘密 遠い空に投げ捨てて せめてもの 夏を拒む
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そろそろ君にさよならするよ 泣かないで 運命ならまた逢えるから 寂しいのは一瞬で きっとすぐに笑顔になれるから あの青の中に僕はいて あの花の側にも僕はいる 君は僕の心の真ん中に そうだよ 愛は変わらない だから 泣かないで 運命ならまた逢えるから
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幸せだと感じた途端 失う怖さも否めない 素直になれなくなったのは いつからなんだろう 幸せが怖いんじゃない 失うことも怖くないよ 素直じゃない自分が 可愛くなくて 認めたくないの ねぇ、 私はもっと 素直だった はずなのに ね。 素直だった私を 知っている人は もういないから いないから ね。
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創造があって破壊があって 生があって死があって 壊れても死んでも また生まれ変わると言うのなら 私の心はいつになったら 生まれ変わるのか 教えてよ あの日死んだ私の心は どうやったら戻るの あなたが殺した私の心 破壊され尽くして粉々になった それでも大丈夫だよと言えるなら 戻してよ
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今でも悪夢だと信じていたい あれは悪い夢 まだ醒めない悪い夢 そう だから待つの 今でもあなたを この雨の中で いつまでも いつまでも 悪い夢に惑わされながら
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雨の音が優しいから 安心して眠れました それはまるで子守唄 眠っている間だけは 嫌な現実を忘れられ 淡い夢をみるのです 目覚めることのない 永遠の眠りを夢みる 目覚めた時の悲哀は また雨の音で消して
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君が泣く時に 月も泣くよ 僕が切ない時に 紫陽花が泣くよ そして ふたり哀しい夜が またやってきたね それでも 一緒にいようね 哀しみが倍になっても
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嫌いにならないで 私はあなたを忘れていくけれど どうぞ嫌いにならないで 幸せだった思い出はそのまま 私はあなたを忘れていくけれど どうぞ嫌いにならないで あなたも私を忘れていいから 私はあなたを好きなまま あなたを忘れていくけれど
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止まない雨はないなんて 希望を知る人が言う言葉 絶望しかない私は 永遠に雨が止まない ずっと雨の中で泣く 今夜も雨の中で泣く きっと明日も雨の中 あなたがいない雨の中 その中で泣く きっと明日も
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悲しい思いを抱えながら それを誰にも悟られないように 今日も笑っています 私は笑っています だからこそ知っている 笑顔の人が誰しも幸せじゃないことを だからこそ知っている 笑顔の人に救われることがあることを 不安な思いを抱えながら それを誰にも相談できずに 今日も笑っています 私は笑っています い... 続きをみる
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敵わない 何ひとつ敵わない だから 願わない 全て無駄だと悟ったから 叶わない 何ひとつ叶わない それが 今ある現実
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消える気なんかないわ だってもっと構ってほしいもん 死ぬ気なんてさらさらないわ だって明日の予定があるもの 明日はあなたに会いに行って 増えた傷を見てもらうの そして抱きしめてもらうの お気に入りの服を着て 私はドール あなたのドール だからもっと構って構って 私が満足するまでね
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どこかで聴いたようなメロディ いつか聴いたようなフレーズ 繋ぎ合わせただけの それが新曲なんて 愛を唄っても愛なんて無い そんな陳腐な歌は 聴いている方が恥ずかしくなる やがて可哀想になる そして哀しくなる だから止めて どこかで聴いたようなメロディ いつか聴いたようなフレーズ 繋ぎ止めたい誰かは... 続きをみる
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小箱に詰められた夢 窮屈そうに 退屈そうに 欠伸をする 果てない空なんて夢 押し込められ 身動きできず 溜息をつく 夜が好き 夜が怖い 君が好き 君が憎い 今日も揺られて 明日も揺らいで 零れ落ちる 闇に堕ちる
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無理。 もう、無理。って 何度思ってきただろう その度に見上げる空は 何度私を泣かすんだろう 空の色は嘘のない無加工で だからこそ芯まで染みる 今日も思った無理。を また乗り越えて もう少しだけ頑張ろうって思って また泣いた
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何も知らないのね 何も知らないのに 知った風な口調やめて 感じ悪いわ 何にも知らないのなら 弁えて大人しくしてなさいな 喋れば喋るほど あなたの中身がすっからかんなこと 透けて丸見えになるから 弁えて大人しくしてなさいな
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私が愛したあの人は もうどこにもいなくて 私が会いたいあの人は もうどこにもいなくて それなのに まだ愛してるから 会いたくなるの ヘッドライトに浮かぶ影 捜してしまうあの人の影 こんな霧雨の夜は 特に 心が追いつかない 切なさが止まらない こんな霧雨の夜は 特に
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君の音がした そして泣いた 君の匂いがした だから泣いた ほどなく沈む 底知らぬまま沈む あれからどれくらい 未だに解けない
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私を捜してくれているあなたに 早く逢いたくて でも 待っているだけなの ごめんね それは まるで かくれんぼ 悪戯に笑う子どものように 待っているだけなの ごめんね
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泣きながら思うの 「泣かないで」 雨が降りそうね 「泣かないで」 きっと今夜もね 「泣かないで」 独りで過ごすのね 「泣かないで」
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このまま好きでいて このまま好きでいたい このままこの場所で このまま永遠に このまま空を見て このまま変わる色も このまま見ていたい このままあなたと
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いつもの帰り道 いつも通りの一人道 いつもいつもと繰り返し 雨降る夜に出逢いました ほのかに色づきはじめて その存在を想い出して それと同時に あの人のことも想い出して いつものように泣きました 褪せることのない想い ひとつふたつと雨に咲く その花はまるで 一緒に泣いてくれてるようでした
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搾取する者と搾取される者 人を憎む者と憎まれる者 傷つく者と傷つける者 描く者と描かれる者 愛する者と愛される者 泣く者と泣かす者 広める者と傍観する者 そのどれでも その誰でも みんな雨に濡れる
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いつもやさしい顔をして 迎え入れてくれる夜の入口 滑り込んだ途端に 呆気なく鮮やかに裏切る 何度も繰り返すうちに 分かってきたいつもの手口 それでも いいのよ それで いいの やさしいから好きよ 裏切りだろうと何だろうと 迎え入れてくれるだけで 私の居場所になるのだから