2022年7月のブログ記事
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全部入れ替えたい衝動に駆られる どんなに幼くてもそう思う そう思わせる現実がある それは出来ないことも理解できている どんなに幼くても理解できている 自分否定から始まる愛 どんなに否定し続けても 憧れ続ける幸せがある かつての自分へ伝えるのならば 大丈夫 願い続けた夢だけは叶うよ
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あなたの優しさを好きになって あなたのわがままに振り回されて あなたの悲しみを知って あなたの寂しさに触れた その瞬間決まった あなたが運命の人
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雨に蒸れたアスファルトの匂い とても夏の匂い あの夜もこんな匂い ずぶ濡れのふたり 怒った私 頼りないあなた 始まったばかりの恋 とても淡い恋 思い出なはずなのに鮮明で とても夏の匂い あの夜もこんな匂い 記憶がとても残酷 私は ただ溜息に浸食される
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嘘は嫌いと言ったけど。 嘘でよかったのに。 どうして本当のこと言ったの? 傷口に塩塗るような、 酷過ぎる真実は、 脳が拒絶反応するんだね。 くだらない嘘を平気に言うくせに、 こんな時に馬鹿正直で、 本当に馬鹿なんだね。 あぁあ。 嘘は嫌いと言ったけど。 嘘だったらよかったのに。
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明日晴れたらデートをしよう 眩しい太陽に負けないくらい 二人の恋を見せつけよう 明日雨ならデートをしよう 雨の冷たさに負けないくらい 手を繋いで元気に歩こう
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さっきの台詞で泣いた 昨日までの愛は消えた 明日の私はもういないから あなたはあなたの明日を生きて さっきの台詞は忘れて 昨日までの私は消して 明日の私はもういないから あなたはあなたの明日を生きて どうぞ笑っていて
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ライトに浮かび上がる雨 それを見るまで気付かずに 雨に濡れてるのも気付かずに 私は あなたを思い出していた そして ただ泣いていた
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いつもの道 いつもの時間 だけど 違う景色に見える ゆらゆらと揺れている ぼんやりと滲んでいる すれ違う人々は沢山いるけど 誰も無口で静かな街 優しくてとても残酷な静かな街で 今日もなんとか生き延びた
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ほつれ髪が夜風に遊ぶ 漂う残り香に線香花火 闇に白い煙 膨らんできた月は淡く はしゃいだ後の独り時間 痛んだ小指 次の約束だけ抱きしめて また夢で逢いたい
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片想いの君に 会いたいから まちぶせしたら それはもう ストーカーと呼ばれる 両想いなら 一途な恋になるのにね 片想いも両想いも どちらも 一途な恋に変わりないのにね
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はじめましての時から好きでした ありがちな物語 特筆すべき事柄はなく ただ、出会ってからの毎日は スペシャルで キラキラしちゃって 眩しくて なのに、 不安で泣きそうになる ありがちな片想い 特筆すべき事柄はない
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サンを見上げて歩いた 時々振り返って ナナを確認してホッとした 誰ひとりいない夜道 泣くことは自由だった それはサンがくれた自由だった ナナがいたから怖くなかった
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いつかの草の匂い いつかの風鈴の音 いつかのジョウロの先の虹 いつかのトマトと いつかのスイカは 今よりもっと甘くて いつかの風は優しかった それは失った夏 記憶の中だけになった夏 君がいなくなってから 虚しい夏をくりかえしてる
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たった一瞬で 不安から嬉しさに変わる 同じ場所にいるのに 明るさまで変わったみたい 不思議ね
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やっとの思いで選んだ言葉 発した途端に全否定されて 私の心は空中分解 いつものことだよ 破片はバラバラに飛んでから 舞い戻って心にグサグサ刺さる 痛みなんて感じない 感じる前に死んでいるから いつものことだよ 言葉と一緒に私も飛んだ 堕ちる時に見た三日月が 笑っているみたいで それが救い
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悲しみ色の雨が降る前に どうか、私を見つけてください そして、そっと抱きしめて 私はずっとそれを待っている もしも傘が無くてもいい もしも既に濡れていてもいい 独りぼっちにしないでください 私はずっとそれを待っている