Voice of the heart

綴ってます

2020年6月のブログ記事

  • 絶望的退屈

    退屈な一日が始まり 退屈なまま過ぎていく なにか面白いことを探すけど どこにもないってことを思い知る。  君がいない。  それだけ、 僕のいるこの世界から 君がいなくなっただけ それだけで 昨日も今日も 明日もずっと毎日 退屈なんだと、  絶望的に思い知る。

  • 哀哭

    泣かないようにしてたのは 自分のため 泣いたらもっと 惨めになるから あの日々も この箱も 好きだった歌も すべてを嫌いになるには 強さが必要で 私にはどうしたって足りなくて 諦めて 認めて せめて 泣かないでいようとしてたけど 今よりもっと 今よりきっと 惨めになっても 泣いたらいいのかな あな... 続きをみる

  • 夕凪の浜辺にて

    雨上がり  夕凪の浜辺   誰を想う 描いてた未来 失くした愛の欠片 波が全部さらってく 記憶は何の役にも立たず 明日を探す地図 雨上がり  夕凪の浜辺、独り   誰を想う

  • 恋の光

    思いのほか 好きになってしまって 戸惑う僕 今ならまだ ハマらないで済む 引き返すなら今だ 悪いことは 何ひとつしていないのに 苦しくなるのは 毎度のこと どうしてたって 何してたって 思い浮かんでしまって 占領されてくんだ 頭ん中にも 胸のど真ん中にも 君が溢れてく 戸惑う僕 引き返せるのかな ... 続きをみる

  • 共存

    贅沢なほどの平穏 当たり前にある幸せ それらを壊したくなる 病的な衝動 理性と本能 葛藤しながらの共存 手に入らない物ほど尊くて 陽が差して澄んだ雲の隙間 綺麗だと思う心に気付いて また泣きそうになる どこまで堕ちても 失くさないでいることも 奇跡だというのなら この世界中にきっとある 伸ばしてみ... 続きをみる

  • 履歴

    まだ消せない まだ忘れられない まだ待っている もう来ることなんてないのに 永遠にないのに どうして どうしてなの こんなに埋まってる あなたで埋まってる 哀れなほど 呆れちゃうほど これを愛と云うの? 愛じゃない きっと愛じゃない だけど消せない だけど忘れられない だけど待っている バカだと思... 続きをみる

  • 厭きた

    全部が面倒だ 理由も 言い訳も 真実も 僕の気持ちも これ以上君を嫌いになりたくない 僕のことはどうぞ 嫌っていい 憎んでいい 忘れていい そのための言葉を用意したよ 一言で済むから 受け取って そして軽蔑して 離れてくれ 「厭きた」

  • 雨人間

    雨の中 濡れたまま歩く 行き交う人達の視線 振り返る人達の視線 全部無視する 誰も声はかけない かけさせない 無になって歩く 行き場所は無い ただ歩く 傘は無い

  • 奪って満たして匂いだけ

    奪って 奪って 何もかもを 私の全てを あなたのその手で 奪って 空っぽにして それから満たして あなたで満たして 他の何も入れないくらい あなただけで 満たしてほしい そして そのまま二人で眠ろう あなたと 私だけの 匂いだけ

  • 君を愛する僕の歌

    泣いてる君の隣で僕は 歌とも言えない歌をうたう 君をイメージするだけで 勝手に流れてくるメロディ 言葉は皆無 情けないね だけど愛しい君よ 僕にできることは ただただ深く君を想い ずっとずっと君に寄り添い 一途に愛することだけなんだよ それだけなんだよ

  • 勿忘草

    勿忘草が青いのは 涙をいっぱい溜めたから 哀しい想いが報われるように 小さな青い花になった それは神様の計らい 勿忘草が青いのは 涙をいっぱい溜めたから 我慢しきれず零れた涙が 小さな青い花になった

  • 愛を語るな

    愛を語るなよ 愛の意味など知らないお前が 勘違いした愛を語るな 恋をするのは自由だが お前の歪んだ価値観 押し付けるな 自爆するのも勝手だが その粉塵さえ撒き散らすな 黙って消えろ 愛の意味など知らないお前が 愛を語るな

  • 雨降る夜の入り口

    何も思いつかない 悲しい気持ちが宙ぶらりん 楽しかった夢の中 ふわりんふわりんしたまんま 現実は雨降る冷たい夜 今泣き出したら惨め過ぎる 夜は始まったばかりなのに

  • 都合

    だんだんと 嫌いになるのじゃなく 一気に 嫌いになってほしい 知ってから 嫌いになるのじゃなく 初めから 嫌いでいい そのほうがいい

  • そばにいるひと

    悲しみが深すぎて 長いこと引きずっていたから 空がどんなに美しくても 風がどんなに優しくても 心が動かなかった そんな私の固い心を 一瞬で蕩かす人 もしも あなたに出逢わなければ 今も私は心を閉ざして この花の可憐さにも気付かず 何とも味気のない日々を 独りで過ごしていたでしょう 掛け替えのないも... 続きをみる

  • 小石の行方

    忙しさに奪われていく 心の瑞々しさは どうやって潤せばいいの 大事な話と言われながら どうでもいいことばかりな毎日 いつからこんな風になったの 大人になるって哀しいね それよりも 蹴った小石の行方のほうが 私には大事で とても気掛かり

  • 星に癒されて

    優しい想い出が星になるなら どんなに美しい夜空でしょう 悲しい想い出が星になるなら どんなに報われるでしょう 笑顔の日も 泣いた日も いつも癒してくれる星があるから なんとか生きていける

  • 虚無感

    自分が拘っていたものが 実はとてもつまらないもので それに気がついてしまって 急に虚無感に襲われて どうしたらいいのか分からない 一言で言うなら ツマラナイボク 泣きたいって程でもなく 怒るとか 苛つくとか そういったことでもなく ただただ広がる虚無感 あぁ ツマラナイボク 誰か構ってくれよ 誰か... 続きをみる

  • 六月の雨

    六月の雨が哀しいのは きっと想い出が 溢れ零れてくるから 優しい想い出も 切ない想い出も みんな雨になる

  • 雨が降る前の

    雲の切れ間の青空が  欲しくて   欲しくて    手を伸ばす 私の欲しい物は  いつだって掴めない 眺めているだけ  羨んでいるだけ   憧れているだけ 私が見ているのは  今もあの季節のまま 遠くなるばかりなのに  今も鮮やかに心を占める 恋した季節は涙色で  なのにいつまでも恋しくて 雲の切... 続きをみる

  • 浸食

    色が変わっていく 浸食されていく ゆっくりと じんわりと その色の変化を見ながら 早く染まりたいと思ってた 憧れが現実になる 悦びが押し寄せてくる 気付けば もう抜け出せない 乾いた大地が恋しくても

  • すずらん

    可憐な白い花 大きな葉に守られ 毒を秘めて ひっそりと だが、強かに 愛されることを確信して じっと待っている 小さな白い花 見つからなそうで 見つかることを ちゃんと知っている ひっそりと だが、強かに 毒は秘めたままで

  • 眠りたくない

    眠れないんじゃなくて 眠らない あなたからの着信 気になって 幸せと不安 常に入り混じって 眠れないんじゃない 眠りたくないの

  • 感謝

    足りないものがある 足りないものがあるから 互いに補い合っていく 私に無いもの 貴方に有るもの 君に無いもの 彼女に有るもの 私に有るもの 誰かに無いもの 補い合って 助け合って 求め合って 与え合って 救われて 許されて 満たされていく そうやって 繰り返されてきた もしも奪い合ったとしても 例... 続きをみる

  • 愛してる

    愛してる ありふれた言葉だけど それ以外に知らない この愛しさ この安らぎ この恋しさ この感情 全部含めて伝える術は 愛してる それ以外に知らない 時々不安になって 時々悲しくなって 時々嫌になって 時々泣いてしまうけど それでも 愛してる それ以外に知らない ありふれた言葉だけど 愛してる 私... 続きをみる

  • 燕雀

    ほんの少しでいいの ほんの少しでいいから 愛をください この爽やかな風に見合った 幸せな笑顔を 愛を語り合う鳥達の囀りの様な 優しい声を ただ私は欲している それは愚かなことですか ほんの少しでいい ほんの少しでいいの 愛をください

  • 演者

    まだ、ちがうの 全然、そうじゃないの 言い訳ならいくらでも思い浮かぶ でも、言わない 口にしなければ問題ない 本当はズルい女だけど カワイイ女を演じています

  • そんなもん

    ゆらゆらした恋だったから ゆらゆらなまま終わった ふわふわした気持ちだったから ふわふわなまま終わった 恋なんてそんなもん

  • なのに

    一生懸命積みあげたもの 一瞬で崩し去る それは 誰でもなく 自分でしていること なのに嘆く 馬鹿みたい

  • 別れの刻印

    教えてください 愛は何処にありますか 信じていたものが全て消えて 何が真実かも迷う日々 読み返した手紙は 痛みだけを残しました それは サヨナラの刻印でした 一度目のサヨナラは あの人が黙って消えた時 信じて待ちたい気持ちが 私を迷子にした もう待たない だけど何処へ行けばいいですか 教えてくださ... 続きをみる

  • 紫陽花の歌

    思い出すのは紫陽花の歌 彼が歌った紫陽花の歌 雨の中傘差して 私は嬉しく幸せだった 無邪気な季節は永遠に ずっと続くと思って疑わなかった 何年経っても 紫陽花の季節が来るたび 私は彼を思い出す 紫陽花の歌を思い出す