あなたに夢中だった恋の季節は 今でも優しいままだけど 時々ちくっと胸を刺す 後悔よりも 感謝しているのに 素直に言えなかった思いが 今もどこかに引っ掛かっている 風が強いこんな日の ブランコが揺れるような そんな些細なことだけど
2020年2月のブログ記事
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素直になれなくて 嬉しいのに 笑えなくて 悲しいのに 泣けなくて 一緒にいたいのに 離れた なんにも変わってない なんにも変われない こうやって私は 生きてくんだろう 素直になれないまま 素直の意味さえ判らぬまま 繰り返し明日を迎える
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雪ではなく 雨が降った 季節はまだ冬なのか 隣にいた君が居ない 木々は枯れているようだ もう二度と花は咲かないと思える この暗い世界では空気も重くて 絶望という言葉が似合う それでも花は咲く 隣にいた君が居なくても いずれ花が咲く
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私はまだ あの日の空を探してる いつまでも 駄目な私のままで 悲しかった季節 優しかった君 あの日があったから 私は強くなれたけど 懐かしくて 恋しくて 私はまだ あの空を探している 雲一つない 青かったあの空を
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僕を見つけて君が言った やっと逢えた 君の言葉で僕は確信した やっと逢えた 疑うことにも 裏切られることにも 疲れ果てたから 一人で生きてはいけないから 互いを捜してた 僕を見つめて君が言った 一緒に生きよう 君の言葉で僕は救われた 一緒に生きよう 愛のある世界で共に
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花びらが凍っていた それでも咲いていた 本当の姿を隠し それでも凛と咲いていた 美しさとは なんだろう 自分らしさとは なんだろう 吹雪く景色の中で 凍った花に問いかけた
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甘い匂いに吸い寄せられて 毒だとわかっていたのに 私は一気に呑みこんだ 死んでいいと思ってた 何もかもがどうでもよかった それなのに 苦しくなったら綺麗な空気を欲し 死にたくないと思った 何がいけなかったの 後悔は何の意味もなく 寂しいって罪なんだと思った
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街中を 風に飛ばされ舞う紙切れを見ていたら 何とも言えない涙が溢れてきた あの紙切れは捨てられたのかな それとも自由になったのかな やがて地面に辿り着いて それからがきっと 長い時間になるのだろう 見上げる空は綺麗なのかな
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その優しさで 誰かを助けられるのなら この優しさでも 誰かを救えるかもしれない それが結果的に 自分を救うことになるのなら 迷わず 私はこの手を伸ばしたい
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どうしても。と言うのなら どうしても。の理由をください その理由に納得したいから 他の誰もが見向きもしなくても 私が良ければそれでいいから どうしても。の理由をください
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昨日の哀しみが癒えないうちに 今日が来て 今日の哀しみを癒せないうちに また明日になる 残っている哀しみは ただの塊になって ズンと重い核になってしまう 私を創る元になる
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今だけでいいよ 先のことなど望んでないから 今だけでいいよ 優しい言葉も 嘘でいいよ 今だけを繋いで 届いた先でまた 優しい言葉をくれたなら 幸せだって思うから
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泣きたくなるのはなんでだろう 幸せな生活があるのに いつも満たされないのは なんでだろう 哀しくなるのはなんでだろう いつも誰かと比べて 卑屈になってしまうのは なんでだろう 可哀想だと言われたら 反発しかしないのに 可哀想だと思ってるのは こんな私自身 ねぇ 泣きたくなるのは なんでなの
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もう遠い日 なのに鮮明な記憶 あの時の写真も 会話の一部も 私の想いも くっきりと憶えている あなたの記憶から消えても 全て無かったことになっても 私は愛していた
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優しかったあなたが 今は他の誰かに 優しくしてもらっていますように。と そう思えるまでになりました 道端に固まった雪氷が 溶けてアスファルトを染める 風が春のようで 陽射しが眩しくて暖かで だから あなたのことを思い出しました
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愛された記憶がないから 愛した記憶だけ手繰り寄せ それだけで何とか保っている 私なんてそんなもの その程度の女
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忘れたふりでいいよね 本当は微塵も忘れてないけど 気にしてないふりでいいよね 本当はいたたまれないほど気にしてるけど 過ぎていく日にちだけ数えてる どんどん離れていく それがただただ哀しい
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夢に居たのは 知らない誰か 捜しても 捜しても あの人はいなかった 目覚めて悟る 私の中にまだ あの人が居たこと あの人の中にはもう 私が居ないこと 分かりきってたはずなのに 残酷な朝だった それでもまだ 私は あの人を想う
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狭い部屋 小さなベッド 冷たい窓 赤いドア 広いベランダ 雪が降る 青い水槽 泳ぐ魚も青く 私はここで生きていくと思ってた
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過ぎ去った月日を数えていた いつまでも いつまでも 今もなお 嫌いなところだって沢山あるのに 不思議だね 好きなところだけ想い出して 懐かしさより 恋しさで苦しくなる 忘れたいと思うほど 忘れられない心が泣く いつまでも いつまでも 今もなお
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あくびと同時に涙が出るみたいに 何でもないことで 不安になってしまう 好きだから 笑われちゃうことでも 私はとても真剣で 不安になってしまう 好きなのに 人を愛することは こんなに簡単で こんなに複雑で だからこそ 愛おしい 今夜もまた 約束のない約束を 恋しさの中で待つ あくびをしながら
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諦めないことを諦めた 何も期待しない だから何も悲嘆しない 食って寝るだけの日常 君と過ごしたあの日々は非日常 淡淡と思い出して また日常を生きるだけ
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夢をみた 君がいた 夢だと分かっていても 嬉しかった 目覚めて 叶わない夢だと思い知る そして また後悔する 君を失くしてから 毎日この繰り返しだよ
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全部本当だった 全部素直な気持ちだった 伝えていたのは 変わらぬ愛だった 信じてくれなくても 信じていたから それでよかったはずなのに 全部嘘だったと思われたら 自分の存在さえ無意味になっていく 残ったものは何もない きっとこれからも 何も残せない 生きていく意味さえ 無意味になっていく
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言おうとしたこと たくさんあったのに どれ一つも言えないまま 最後には涙で さよならも言えなかった そんなことを たくさん繰り返してきた人生 何一つ学べていないのかな 優しかった思い出が 余計僕を泣かすよ ただ君に会いたい