Voice of the heart

綴ってます

2019年8月のブログ記事

  • 不恋

    勘違いでも 恋だと言わせて 愛されていないことは 肌で感じているけれど この関係が何であっても 私にとっては ときめきだから 週末に連絡もできないけれど 並んで歩くこともできないけれど 恋人ですと言えないけれど 愚かでも 恋だと言わせて

  • ドラマ

    ドラマなら 今ここで 雨が降り出して 呼び止められて 抱きしめられるのに 素敵な音楽と共に 現実は 雨も降らず 呼び止められず 逆に振り返って 呼び止めたくて 背を向けたあなたに ドラマのように 泣き崩れても ドラマじゃないから ただただ惨めなだけ この現実が 全部全部 ドラマだったらいいのに ハ... 続きをみる

  • 上書き

    嘘をついた 好きだから 嘘つかれるのは嫌いなのに 私は平気で嘘をつく その矛盾 私自身許していない だけど きっと また 嘘をつく 最初の嘘に上書きしながら

  • 溜息

    この部屋に 溜息が充満してしまう前に 迎えに来て 息苦しさで 心まで醜くなる前に 早く迎えに来て 一緒いれば 不安なんて言葉さえ 忘れてしまうのに 私が私を 嫌いになる前に お願い 迎えに来て

  • 朧な夢

    昼下がりの夢 また同じ夢 いつから繰り返しているの 憶えているのは雨 またあの日の雨 冷たさよりも哀しかった もう戻れないから尊くて もう会えないから恋しくて そんな“もう”を繰り返し 私だけ 今もあの雨の中 おぼろな夢を見続けている

  • 箱の中の未練

    なぜ捨てずに取っておいたのか そう思いながら 今も捨てずにいる 捨てられない 私はとっくに捨てられたのに そう思ったら可笑しくなってきた 未練なのか 想い出なのか よくわからないけど どっちでもいい気がして どっちでもいいのに やっぱり捨てられないから 箱に 仕舞った

  • ベッド

    結局今夜も眠れない アタシのベッドが消えちゃった アタシのベッドはアイツの腕の中 くるんと戻れたらいいのにな

  • 夏の花

    巡る季節 交わした言葉 雲が流れて 風が歌って 咲いていた花が萎んで また蕾が付いて あの人の言葉を思い出す 空はまだ 夏だった

  • 蝉が鳴いている  いつから夏  いつまで夏 あの人が愛しい  いつから恋  いつまで恋

  • 激痛

    時計を見て気づく もう待っていても無駄なんだ だけど 他にすることもないから 誰にも迷惑かけないから まだ待っていてもいいですか そう思って また気づく あたしサムイね こういうのを痛い女って言うんだね 気づいてしまって 他にすることもないから 泣く 痛みに 泣く

  • 愛じゃないのなら

    許すことが愛だと言うのなら 許せないというこの思いは 何と言うのだろうか 愛しているから許せないと言うのは どこが間違っているのだろうか 許せる時が本当の愛だと言うのなら 許せないと苦しむこの思いは 何と言うのだろうか こんなに愛しているのに こんなに愛しているから いつも苦しさに邪魔されて 答え... 続きをみる

  • 大嫌い

    傷ついた顔をして 実はちっとも傷などなくて 別の人に笑顔を振りまく あの子のようにはなれなくて いいえ、 なりたくなくて 心の底から軽蔑している なのに なのに なのに 羨ましいって何だろう 大嫌い 媚びてるあの子も あの子になびくアイツも 惨めな自分も 心の底から軽蔑している

  • 刻印

    夕べ何を食べたのかなんて 私にはどうでもよくて 思い出すのも面倒なのに あなたが言った言葉は とってもよく憶えている そして刻まれる 明日になっても 来年になっても きっとずっと 死ぬまで憶えている あなたが忘れても

  • サヨナラの前の笑顔

    泣かないようにしていたよ 君に涙見せたくないから 想い出になるのなら 笑顔でいたいから 悲しいわけじゃないのに なんで涙が出るんだろう ほんのちょっとのサヨナラなのに なんで涙が出るんだろう 今は精一杯笑っていたい 誰も居なくなったら 後でこっそり泣くから

  • 雷雨

    雷鳴と共に見た夢は 微かに匂いまで連れてきた それが 嬉しくて 嬉しくて 窓いっぱいに広がる閃光は とても美しく 見惚れてしまう そんな話をしたら 「俺も」 と言った それが 嬉しくて 嬉しくて いつまでも眺めていたいけど やがて夏の太陽が戻ってくる 二人を引き裂くように 過ぎ去った後の静けさ 一... 続きをみる

  • 出逢いの日

    今でも覚えている 君との出逢いの日 あの日がなかったら 今の僕達はいなかった すべてはあの日始まった すれ違った日もあったね 転げるほど笑うこともあった もうダメだと何度思っただろう その度どれほど大切だと思っただろう すべてはあの日 君との出逢いの日 あの日がなかったら 今の僕達はいなかった

  • 夏のゆらぎ

    この夏が幻でもいい ゆらぎのような夢をみた 水面で煌めくような 木陰で微睡む心地良さのような あなたの愛を感じたから この夏が幻でも 耳奥に残るあなたの声で また夢をみる それは ゆらぎのような

  • 恋の力

    ほんのちょっとに過ぎない 当たり前だとは思わない でも、思い出すたび嬉しくて 訳もなく人に優しくしたくなる あぁそうか こうやって優しさの輪って広がるのか あぁそうか だから世界は美しくなるのか そしてまた 会いたくなるのか 君に

  • あなたのこと

    目の前のこの色を なんと表現すればいいのだろう ありきたりな 知っている言葉を並べても それじゃ伝わらないことだけは分る ずっと側にいて 一番近くで見ていて なんでも分かると思っていたのに 結局何も分からなかった あなたのこと 朝焼けの空も 夕暮れの空も 空は空 だけど全部違う色 毎日見ていて 一... 続きをみる

  • 日陰に咲く花

    暑さが容赦ない 太陽は憎いくらい笑顔を振りまいて 余計に嫌いになった あの娘のことを想い出す 向日葵のようなあの娘 だから向日葵が嫌いになった あたしは日陰に咲く花 誰も見向きもしない それでもちゃんと咲いている 名前さえ知られないけど

  • 自問自答

    あんな人 って思う なんで あんな人を って思う どこが って思う あんな人の どこがいいの って思う 繰り返し 自分で 自分に問う 答えはいつも 頭で考えても出なくて 理屈じゃなくて どうしても 好き。 好き以上の 好き。 それしか出ない そしてまた 振り出しに戻る あんな人 なんで あんな人の... 続きをみる

  • 涙の理由

    雨が降りそうで 泣いてもいいかなって思った 風が強いせいで 泣いてもいいかなって思った あの人がいないだけで 泣きたくはないから 理由なんてなんでもいい 私の涙の理由をください

  • 君がいるだけで

    君がいるならこの街も 素敵な街に見えてくる 単純なもんさ だけどそれが恋さ 君がいるならこの街も 大好きな街になってくる 何もないのに つまらないとさえ思うのに 君がいるだけで 君がいるだけで 今年の夏も君に恋してる

  • だからこのまま

    起きていたってなんにもないけど 独り眠る時の辛さに比べたら 生きてるって思える なんとなく なんとなく うまく言葉で言えないけど 何かを探している感じが 生きてるって思える なんとなく なんとなくだけど 夢に希望も未来もないから 起きている方がまだまし 眠って目が覚めたら まだ真夜中で その時の絶... 続きをみる

  • 星は瞬く

    このままでいいのかと訊かれ いいわけないけど いいよと答えた 悔しさとか もどかしさとか 情けなさとか そんなのよりも 虚無感でいっぱいだ 複雑な思い抱えたまま 誤魔化せるわけじゃないけど 星空を見上げたよ 僕がどんな思いでいたって 星は瞬くよ 今夜も星は瞬くよ

  • 真夏のシュチュエーション

    泣きそうだよ 君を想うといつでも 夏の空は眩しく美しく 君を想い出すのに 抜群のシュチュエーション 恋に落ちたあの日も こんな暑い日だったんだ 何年経っても 変わらない想いがあって 僕は君を想うといつでも 泣きそうだよ

  • 涙花火

    群衆の中で埋もれながら 孤独を思い知る 流れたのは花火の涙 赤い赤い花火の涙 通り過ぎた人群れに 君がいた気がした 振り返っても届かない 一瞬で消えた花火の涙

  • とろける

    とける  とける   とろける 身も 心も 吐息で 肌で 視線で 声で とける  とける   とろける

  • いちばん

    意味も理由もいらないよ 特別な用はなくていい 好きってだけでいいだろ 一番は君だから 二番なんていらないよ

  • 重い女

    愛しているから切なくなる 愛しているから哀しくなる 愛しているから傷つく 愛しているから我が儘になる 愛しているから不安になる 愛しているから迷う 愛しているから怖くなる 愛しているから眠れなくなる 愛しているから もっと愛されたいと願う 分かってる 私、重い女です

  • くだらない二人のままで

    僕がどれだけ君を好きなのか 分かった 二人の関係は 何も変わってないけど 何故 離れていたのか 理由もきっかけもあるけど その期間があって 理解できたものがあって その期間があって 認めたものがあって やっぱり君は特別 それだけは否めない現実 もうきっと 離したくはない 一緒にいれば当たり前になる... 続きをみる

  • 水の中の葉

    君の言葉 思い出してる 水流の中 ぐるぐると回る様に ちょっと沈んで また浮いて 時々笑って すぐ涙して 何処に流れていくのか 消えていっちゃうのが怖くて ずっと残したくて 忘れたくなくて せめて 君の言葉 思い出してる

  • 愛おし

    これまで使っていた 愛おしさの意味を 改めたいくらい 今 あなたを 愛おしく思う

  • ちいさなはなし

    会ったこともない相手に 嫉妬するなんて 無駄な労力だと思うのだけど いつだって 理性と感情はちぐはぐで 無駄なことに費やす時間は かなり多い 私平気ですって顔して 私余裕ですって顔して 実は嫉妬に狂ってる 何故かといえば 理由があるわけで 彼に対する不満なのか 或いは 自分の自信の無さなのか そこ... 続きをみる

  • アスファルトの上の蜃気楼

    溶けていくアスファルトの上 蜃気楼 そこに見えたのは 想い出 辿り寄せて見つめたい 星が瞬いた夏の 愛だった あれは絶対 愛だった 消えてしまって思い知る 大切な 愛だった

  • 八月

    はぐれないように 見失わないように 周りの景色など見る暇もなく あなたの後ろを歩いた 手を繋いでくれたらいいのにって思いながら そうとも言えずに もどかしく じれったく 中学生の恋みたいに ときめいていた 八月は始まったばかり

  • 月が眠る前に

    月が眠る前に   君に会いたい 今の願いは   その一つだけ

  • アーモンドチョコ

    暑いね チョコもとけるね キミの好きなアーモンドチョコ さいごの一粒 キミにあげたいから とっておきたいけど 夏はイジワルだね