優しく馨る
夢に出てきたのは一面の白い花 何の花かは分からないのに優しく馨る そして思い出す あの日のあの陽だまり 目覚めのあなたの声 あの時の気持ちまで 懐かしくて恋しくて 今でも泣きそうよ 風に揺れたのは一面の白い花 何の花かは分からないのに どうしてかしら 優しく馨る
綴ってます
夢に出てきたのは一面の白い花 何の花かは分からないのに優しく馨る そして思い出す あの日のあの陽だまり 目覚めのあなたの声 あの時の気持ちまで 懐かしくて恋しくて 今でも泣きそうよ 風に揺れたのは一面の白い花 何の花かは分からないのに どうしてかしら 優しく馨る
白い花が泣いていました 雨に打たれて泣いていました 白い花は美しく 雨に濡れても美しく 私もそんな風になりたいと 花弁の雫を眺めて思いました 花の名は椿 真っ白い椿でした
時期が来れば必ず健気に咲く 街灯の明かりを頼りに探す また巡り会えた喜び 夏の夜の 甘い香りの 白い花は 茉莉花
消えるなら跡形もなく そっと 静かに 誰にも知らせず 雪が解けて消えるよに 願いがあるとするならば 誰かの思い出の奥底に 白い花でいられたら そんなこと思いながらも 跡形もなく消えていい
赤い花は悲しみ色 白い花も哀しみ色 等間隔に交互に並んで 私の心を震わす 泣かなくなっただけで 強くなったわけじゃない そんなことも分からないなんて
可憐な白い花 大きな葉に守られ 毒を秘めて ひっそりと だが、強かに 愛されることを確信して じっと待っている 小さな白い花 見つからなそうで 見つかることを ちゃんと知っている ひっそりと だが、強かに 毒は秘めたままで