Voice of the heart

綴ってます

ココア


なんにも食べずに泣きました。


なんにも言わずに泣きました。


いつまでたっても眠れずに


とことんとことん泣きました。


泣いても泣いても溢れる涙。


日付も曜日も分からなくなって


朝かも夜かも分からなくなって


それでも止まらぬ涙に


私自身が疲れました。


急に甘いココアが飲みたくなって


嫌いなはずなのに可笑しいな


吐き気がするほど泣いてるのに


可笑しいなって思えて


笑えはしないけど


死にたいなんて思いながら泣いてても


生きるためにココアを欲するんだなって


ちょっと感動しました。


飽きるまで泣いたんで


そろそろ窓を開けてみます。


ココアはきっと飲まないけれど


ゴミ箱いっぱいのティッシュの山を


とりあえず捨てて来ます。


鏡の中の酷い顔に絶望して


泣き過ぎたことを後悔しました。

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