Voice of the heart

綴ってます

無力


枕に顔をうずめて泣いた


恐ろしさから逃げたくて


全てが夢であってほしいと願いながら


悪夢でいい


終わらせてほしかった




暗闇で繊細になる聴力は
何の慰めにもならず
寧ろ恐怖の助長だったから
両手で耳を塞いで
声をあげて泣いたんだ




夢であってほしい


悪夢でいい


泣いてる間に全て消えて





あれは雨が降る前の記憶



無力に震えてた

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