Voice of the heart

綴ってます

弁当ひとつ


家族連れの多い休日のショッピングモール


やたら目につくカップル達


無駄にテンションの高い店員のいる店


悲しい時には来るもんじゃない


自棄になって暴れてみたくなる


みんな邪魔だ


みんな邪魔だ


こっち見んな


馬鹿野郎


荒れ狂う自我を無理やり抑え込んで


平然装うのはお手の物


買ったのは一人分の弁当


振り回し歩いて来て


やっちまったなって気付く


そんな時の夕陽


悲しい時に見るもんじゃない


泣けてくるじゃないか


馬鹿野郎

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