Voice of the heart

綴ってます

我慢


呆然と見送った


これが終わりだと
信じたくなかった


冷たくなった缶コーヒー
握りしめたまま


もう指先の感覚さえない


早く帰ろう


早くお風呂に入ろう


そう思うのとは裏腹に
一歩も動けない


ただ泣くのだけは
我慢していた

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