Voice of the heart

綴ってます

不平等


悲しい出来事と


幸せな出来事は


半々とか言うけれど


もうそろそろ


幸せやってこないと


悲しい方が圧倒的すぎる


幸せな人だったら


悲しい出来事が


この先待ってるなんて


絶望しかなくて


可哀想すぎて同情しちゃう


とりあえずは


悲しい出来事と


幸せな出来事は


半々じゃないと思うって話


結局この世は


不平等で出来ている

駄目なふたり


いいわけないのに


このままでいたいなんて


思ってしまうのよ


このままじゃいけないって


どこかで思ってるのに


引き止めてしまうのよ


毎回のこと


あなたの顔を見るたび


あなたの声を聞くたび


安堵して


すりよって


崩れてしまうのよ


いいわけないのに


言い訳ばかり


許して


赦されて


駄目なふたりだね

心ごと抱きしめて


抱きしめられて思ったの


本当に抱きしめてほしいのは


私の心


心ごと抱きしめて


そして泣きたいだけ泣かせてほしい


夜が更けて


星が消えて


朝が白々しくやってきても


その腕の中で


子どものように泣いて


泣きつかれて眠るまで


私の心


心ごと抱きしめて

区切る


区切るところが違うの


なんにも分かってないアナタだから


そんなことにも気づかない


でも言わないわ


教える気はないわ


いずれ関わることもなくなるから


それまでは黙って見てる


見る気もないけど


ココロの中では


すでに区切っている

どうせね


悲しいことを
 さらりと簡単に言う


死にたいとか
 口癖になってる


悲しいってのも
 スタイルのひとつ



どうせ死にはしない
 そうよ
  どうせね



だって明日にはまた
 さらりと簡単に言うから


死にたいとか
 何万回目の口癖を


悲しいってのが
 定番のスタイル



どうせ死にはしない
 そうよ
  どうせね



聞き飽きたから
 もうなんとも思わない



例え
 明日
  君が
 本当に死んでも