空の青さを引き立てるのは
真っ白な雲で
その雲の真っ白さを引き立てるのは
空の青
だけど
その前に
昨日の雨があったから
忘れがちな出来事を
当たり前に流すのは常
昨日がどんなに辛くても
明日がどんなに過酷でも
見上げたら空がある
そこに映る心模様ごと
しっかりと見つめて
私は生きる
空の青さを引き立てるのは
真っ白な雲で
その雲の真っ白さを引き立てるのは
空の青
だけど
その前に
昨日の雨があったから
忘れがちな出来事を
当たり前に流すのは常
昨日がどんなに辛くても
明日がどんなに過酷でも
見上げたら空がある
そこに映る心模様ごと
しっかりと見つめて
私は生きる
あなたの溜息が私を毒す
息苦しさに憎しみが湧く
その機微に触れあう二人
あなたは余計に溜息をつく
その内私も溜息をつく
私の溜息があなたを刺す
それでも離れない
それでも離れられない
見えない鎖
手も足も心臓も繋がれて
思い出なんかいらなかったわ
あってもどうせ泣くだけだし
思い出すたび泣くだけだし
いつまでも引きずって泣くだけだし
嫌いになってもきっと泣くし
あっても良いことなんて何もないわ
こんなに沢山の思い出を
どうしてあなたは置いていったの
不安定の上に立っている
辛うじて立っている
真っ直ぐかどうかは分からない
立っているのがやっとの状態で
それでもなんとか立っている
一歩も進めずに
かと言って戻ることも出来ずに
不安定の上に
私は立っている
思うままに揺らめくままに
あなたに抱かれて夢を見る
昨日の蕾は花開くことなく
無残に枯れていったけれど
蕾が夢見ていたのは空の夢
私には分かるのきっとそう
その夢の続きを私が見るの
思うままに揺らめくままに
あなたに抱かれて夢を見る