Voice of the heart

綴ってます

街の隅っこで


陽気な歌が余計に


寂しさ感じさせるの


だって私はひとりぼっち


どこに行ってもひとりぼっち


泣くのを我慢してるのがやっと


誰とも話さず


誰とも目も合わさず


逃げるように


追われるように


にぎやかな街の隅っこで


息をしているのがやっと

春告げ雨


静かすぎた外世界に
 春告げの雨が降る
 


あなたは何処へ



 私は何処へ向かう



心癒してくれる花の名も知らぬまま



あなたは何処へ



 私は何処へ向かう



雨音が心地良い午後が
 ゆっくりと過ぎてゆく



淋しさも切なさも変わりはないけれど



 少しだけ優しくなれた気がした

ホットココア


いい加減な笑い話で
何日も夜更けを共にした
飽きることなく喋り続け
飽きたら飽きたで
寄り添いあった
寒い夜にはホットココア
ふぅふぅしながら
指先も温めて
湯気の向こうにはいつだって
あなたの笑顔があった


本当はいつも不安で
本当はいつも泣きたくて
それでもあなたがいてくれたから
いつでも優しい明日を信じられた


これから何を信じればいいの
どこに行けば安心できるの


寒い夜にはホットココア
なぜか涙の味がする

もう一度聴きたい


その声が優しくて
その声が聴きたくて
その声がとても好きだった


いつも優しかった
いつも聴いていた
いつもどんな時も好きだった


何を話していたのかは
思いさせない
だけどあなたの声は
忘れられない


誰よりも好きな
あなたの声


もう一度
その声を聴きたい