Voice of the heart

綴ってます

晴れているのに


晴れているのに
哀しく見える空が
今日も私を責めている


彼はどこにいるんだろう


一面に咲いている花が
風に揺れるたびに
ため息がこぼれる


彼女はどこにいるんだろう


同じ時刻の同じ場所
同じように立っているのに
異世界にいるみたいな錯覚


私はどこにいるんだろう

永遠の、夜の中で、


あの春の日の、


 雨の中、


私は、


 まだ、


雨の中で、


 静かに、


  秘かに、


あなたの、


 はじめての言葉を、


  想う。




忘れられないのは、


 ただ、


あなたの言葉。




それは雨の日の、


 春の中、


  濡れたままで、


 あなたを待った、


あの夜の、


 そう、


永遠の、


 夜の中で、


  まだ、


   あなたを待つ。

当たり前の優しさを


あなたから貰った優しさを
ちゃんとあなたに還したいのに
いつもいつまでも甘えて
頼ってばかりで
簡単に自己嫌悪繰り返す


それでも今日もまた
昨日と同じように
甘えて頼って我がまま三昧


空が広いように
花が可憐なように
当たり前にあなたは優しいから


いつかあなたから貰った優しさを
ちゃんとあなたに還せるように
いつもいつまでも傍で
同じ空を見ていてほしい