見たことのない化粧
誰のためにしたの
誰に見せたかった色なの
気合の入ったアイライン
とても綺麗とは言えないけれど
何故だかそこばかり見てしまう
素顔の方が綺麗だよ
そう言ったところで
君には届かないだろ
瞬きする度
気合の入ったアイライン
何故だか苛立つ僕がいる
見たことのない化粧
誰のためにしたの
誰に見せたかった色なの
気合の入ったアイライン
とても綺麗とは言えないけれど
何故だかそこばかり見てしまう
素顔の方が綺麗だよ
そう言ったところで
君には届かないだろ
瞬きする度
気合の入ったアイライン
何故だか苛立つ僕がいる
まともに見つめ合うこともできない
だから狂気
狂気が必要
なんでもいいから私を酔わせて
甘い言葉
仄暗い雰囲気
優しい香り
ありとあらゆる物から
狂気を生み出して
今この瞬間だけでいい
二人見つめ合うこの瞬間だけ
それが狂喜
繋がる狂喜
夢に揺られて夢を見る
疲れたから抱きしめて
眠くなったら抱きしめて
怖い時も抱きしめて
嬉しい時も抱きしめて
悲しくなったら抱きしめて
当然いつでも抱きしめて
その安心感は唯一無二
他にはどこにもないから
あなたが私を抱きしめて
何かが欠けてる
心を熱くする何か
どこで失くしたの
最初から無かったの?
何処で手に入れるの?
誰が教えてくれるの?
いつも無気力
かなり無機質
なのに渇望
満たされることのない砂漠の心
夜になれば凍える星
輝ける場所を探し続けてる
あなたにとっての優しい誰かが
わたしにも優しいとは限らない
優しい人は誰にでも優しいなんて
世間知らずもいいところ
わたしがあなたの優しい人でも
他の誰かには冷酷な人になる
優しいわたしも
冷酷なわたしも
無口なわたしも
陽気なわたしも
全部ホンモノ
夕べのわたしも
今夜の誰かも
あなたは愛しているのなら
あなたのその胸に突き刺すナイフは
わたしが握っていたいのよ
最後にあなたが見つめる人は
絶対わたしじゃなきゃ嫌だから
あなたにとっての優しい誰かが
私にとっては最悪な憎い人
いつかあなたに突き刺すナイフを
こっそりと忍ばせてわたしは眠る