いつも気にしていた何かは
実は気にしなくていいもので
本当は気にしなくちゃいけない君を
一番蔑ろにしていたんだ
気づいた時には遅かった
もう君はいない
もういない君を
これからずっと
気にして生きていくよ
いつも気にしていた何かは
実は気にしなくていいもので
本当は気にしなくちゃいけない君を
一番蔑ろにしていたんだ
気づいた時には遅かった
もう君はいない
もういない君を
これからずっと
気にして生きていくよ
明確な思いなど
最初から持ち合わせていない
それでもそれなりに
夢とか愛とかあったけど
傷つく度にひとつ
又ひとつと
ぽろぽろと零れ落ち
元には戻らないまま
すかすかになっていった
つやつやで丸かったものが
あれだけ傷ついて
傷つけることも怖かったのに
棘々で傷つけるものになってしまった
自己防衛
そう言えば聞こえはいいけど
そうじゃない
そうじゃないんだよ
誰のせい?
誰がこうまでした?
いつだってその矛先は他者へ向かい
己を顧みず
他力本願の成れの果てが今だろ
わかってる
わかってんだよ
そんなのは
それを認めたくないから
否認し続けた結果が今だろ
愛とか夢とかあったのに
愛とか夢とか何処へいったんだ
傷つく度にひとつ
又ひとつと
ぽろぽろと零れ落ち
元には戻らないまま
すかすかになっていった
見上げた空に
あの日の嘘が突然に透けて見えて
今更だけど
人目も構わず泣いたんだ
そこにあったのは紅い三日月
とても綺麗で
全てが解って
今更だけど
泣いたんだ
帰り道
すれ違う人の困惑した眼差し
可笑しいくらい痛かった
今日のこの出来事も
明日になれば思い出だから
いつかまたね
紅い三日月
もう平気になったかと思っていたけど
やっぱり無理
溢れちゃう涙
あなたはもう平気なの?
もう全て忘れて笑っているの?
今のあなたの生活は
想像できない私になった
それでもあの日の約束通り
あなたが幸せであること
今でも祈っているの
私も普段は平気に生活しているわ
だけどあの曲流れた途端
やっぱり無理
溢れちゃう涙
あなたはあの曲聴いても平気なの?
私のことさえ思い出さなくなったの?
それならそれで
やっぱり無理
溢れちゃう涙
絡み合った蔦の先が
やけに妖艶に映る
背徳を持たない自然の営みは
季節に逆らうこともせず
咲いても枯れても
泣きはしない
そこにある憧れは
自身の罪と罰を浮き上がらせ
後悔と懺悔に苦しい夜から
ただ逃げたくて
闇雲に逃げた先に
入り込んだラビリンス
白い壁
痛々しいネオン
香水とシャボンの香り
息を潜めた人々の気配
深い闇の中でも隠しきれない
探しているのは
求めているものは
ずっと変わらないはずなのに
容易く手に入れたモノは
愛とは似つかわしくない罪と罰
後悔と懺悔に苦しい夜から
ただ逃げたくて
闇雲に逃げた先に
入り込んだラビリンス
気付けば一人
剥き出しの心は傷だらけで
何もかもが手遅れで
白い壁に
絡み合った蔦の先が
やけに妖艶に映る
痛々しいネオン
香水とシャボンの香り
息を潜めた人々の気配
深い闇の中でも隠しきれない
ここは愛とは似つかわしくない
出口の見えないラビリンス