風に あなたの匂いを感じた それは切なく 一瞬で蘇る記憶 泣かないように空を仰ぐ その時の空色が 青ければ青いほど もっと切なく 風に あなたへの思いを託す
匂いのブログ記事
匂い(ムラゴンブログ全体)-
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君を抱きしめている僕のほうが 君に抱きしめられていたよ 離したくないと心から思った 君の匂いも温もりも 泣けるほど愛しくて 互いの傷みが 優しく溶けていく感覚 これが幸せって言うんだと思った だからずっと抱きしめていたい 永遠にずっと抱きしめられたい 愛している以外浮かばないよ
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雨に蒸れたアスファルトの匂い とても夏の匂い あの夜もこんな匂い ずぶ濡れのふたり 怒った私 頼りないあなた 始まったばかりの恋 とても淡い恋 思い出なはずなのに鮮明で とても夏の匂い あの夜もこんな匂い 記憶がとても残酷 私は ただ溜息に浸食される
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一枚の写真で 全てを思い出す 天気も 風も 匂いも 感情も 彼の目の動きも 私の失敗も 何度目かの海 それが最後の海 破り捨てられるくらいの 強さはまだない
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このまま眠ろう 抱き合って眠ろう 優しい腕の中で 優しい夢を見よう アナタの匂いと 私の匂いと 混ざり合って 溶け合って 蜜が溢れるみたいに 甘い甘い時間の中で 二人ひとつになって このまま眠ろう
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永遠に感じる 一瞬 匂いも どこかで記憶している 青い夏 笑い声 優しい指先 小さな花 夜風も 一瞬 それが永遠 いつまでも熱を持ったまま
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奪って 奪って 何もかもを 私の全てを あなたのその手で 奪って 空っぽにして それから満たして あなたで満たして 他の何も入れないくらい あなただけで 満たしてほしい そして そのまま二人で眠ろう あなたと 私だけの 匂いだけ