Voice of the heart

綴ってます


手探りで確かめてるだけで
互いの目を見ようとはしなかった


見れなかった


不純同士の汚れた襟を
見せたくなかった


見たくなかった


ずっと虚無感のまま
埋め合わせることなんてできないまま


求め合うほどに増していく侘しさは
どうしたって消せないまま


愛なんて言葉で
惑わそうとしていたけど
それさえ叶わないよ


叶うはずがない


結局憶えているのは
互いの汚れた襟

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