Voice of the heart

綴ってます

冷たい手


曇天の冬は
ずっと真夜中のよう


さんざめく街も眠る
ひっそりと


その静かさは私を責める




あの日の後悔
償えない虚無感が
何処までも広がって追って来る


耳を塞いでも
目を閉じても
脳内に残り続け




罪は
だれかを愛することで
だれかに愛されることで
許されるのだとしたら



この手の冷たさも
いつか報われるのだろうか

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