冷たい手
曇天の冬は
ずっと真夜中のよう
さんざめく街も眠る
ひっそりと
その静かさは私を責める
あの日の後悔
償えない虚無感が
何処までも広がって追って来る
耳を塞いでも
目を閉じても
脳内に残り続け
罪は
だれかを愛することで
だれかに愛されることで
許されるのだとしたら
この手の冷たさも
いつか報われるのだろうか
曇天の冬は
ずっと真夜中のよう
さんざめく街も眠る
ひっそりと
その静かさは私を責める
あの日の後悔
償えない虚無感が
何処までも広がって追って来る
耳を塞いでも
目を閉じても
脳内に残り続け
罪は
だれかを愛することで
だれかに愛されることで
許されるのだとしたら
この手の冷たさも
いつか報われるのだろうか