タイムリープ
送電線に絡まった夕陽に 呼び止められて動けない 確実に時は過ぎて 幼い頃の目線じゃない 匂いも気温も明らかに違う なのに懐かしさに包まれた 祭りを待つ提灯と タイムリープしたかのような路地 それだけで充分 充分に泣けてしまうのだ それはきっと 大人になってしまったから
綴ってます
送電線に絡まった夕陽に 呼び止められて動けない 確実に時は過ぎて 幼い頃の目線じゃない 匂いも気温も明らかに違う なのに懐かしさに包まれた 祭りを待つ提灯と タイムリープしたかのような路地 それだけで充分 充分に泣けてしまうのだ それはきっと 大人になってしまったから
燃えながら落ちていく夕陽が 燃えながら堕ちていく私の恋みたい 朽ちていく 腐ちていく 駆逐されるだけの思い出 懐かしさよりも 苦々しい感情が揺れる それは瞳の中の水滴 揺れ落ちたら消えるだけ 燃えながら落ちていく夕陽が 燃えながら堕ちていく私の恋みたい
せっかくの青空も 君が一緒にいないだけで まるで灰色 せっかくの一面の花畑も 君が一緒にいないだけで まるで灰色 せっかくの美しい夕陽も 君が一緒にいないだけで まるで灰色 僕のこれからの人生 君が一緒にいないだけで まるで灰色
雨の中で 青い空を見た 間違いなく 青い空を見た 夕陽に抵抗する 真っ白な雲と 青い空を見た いつかの約束も 擦りむいた膝の痛みも いっぺんに思い出して 泣きながら 青い空を見た
ほのかに頬を染めて 僕を見つめる君が 夕陽に照らされ この季節の中で さらに艶めいて ドキリとしたよ いつもの時間 いつもの帰り道 いつも隣にいる君 いつも幸せだと思えることが 何よりの幸せだと実感する 君が好き 君を好きな僕が好き 甘い季節の中で 僕は全力で恋をする
このまま消えてしまいたい 夕陽に溶けてしまいたい 涙に溺れる前に 綺麗なうちに そっと 消えてしまいたい