Voice of the heart

綴ってます

空箱に入っている幸せ


空箱を振る私の癖を
あなたは笑う


そんなに振ったって
なんにも出てこないよ


あなたは笑う


もしかしたらひとつ
残ってるかもしれないでしょ
と私は言う


貧乏性だなって
あなたはまた笑う


私が欲しいのは
残りのひとつではなくて
あなたとのこうした幸せなひと時

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