Voice of the heart

綴ってます

一瞬のデジャヴ


街に溢れる夏服が眩しくて
思い出すあの頃


いつも優しかったあの人を
なぜか急に思い出して苦しくなる


回るフィルムのように
良いところだけを切って繋ぎ合わせて
それだけを事実にできたらいいけど


信号か変わればまた忘れる
進む方向にあの頃はない


はしゃぐ少女達を追い越したら
もう余韻さえない


さよなら


一瞬のデジャヴ


新しい夏が始まる

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