Voice of the heart

綴ってます

rotten


「たすけて」は聞こえていたよ


君の言葉にしない「たすけて」は


ちゃんと聞こえていたんだ


受け止めるだけの度量が


僕にはなかった


それだけのことだ


聞こえないふりをしたんだ


気付かないふりをしていたんだ


何もできなかったんじゃない


しなかった


最低な人間だと自負してる


だから


もっと責めてよ


その瞳で


もっと僕を睨んで


憎むなら君の弱い心じゃなく


腐った僕の心を


憎み続けて


いつか僕が「たすけて」と叫んでも


僕を見て笑っていてよ


その笑顔が見たいんだ

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