誰も知らないこと
暑さとは無縁の冷えた部屋
見える景色は変わらない
中も外も天井も
もう何年も同じだよ
ただ季節が移れば
それなりに青々しさとか
寒々しさとか
変わっていくけど
返事のないままの
君への問いかけを
また心の中で繰り返し
その度に僕は
僕を嫌いになっていく
この世の中には
不自然に不思議なことってあるけれど
君への思いも多分そう
返事のないままの
君への問いかけを
また心の中で繰り返し
その度に僕は
君を今でも好きだと確信する
この冷えた部屋で
いつもと同じ天井見上げて
青々しい景色も
寒々しい景色も
これからも何周もして
僕は僕を嫌いになって
君への思いだけ増していくんだよ
こんなに不自然で
こんなに不思議なのに
誰も知らないことなんだよ